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2016年3月20~21日
【20日】東京都23区→(5時間)→蔵王キツネ村→(1時間半)→UFO博物館→(1時間半)→会津若松さざえ堂→(2時間半)→宇都宮ネカフェ
【21日】宇都宮ネカフェ→(1時間半)→ワットパクナム成田→(30分)→牛久大仏→(1時間)→帰宅
〇移動手段:車・下道(キツネ村までの道で郡山まで高速)
〇費用:食事(1,000円/回)・ガソリン代(約5,000円)・キツネ村入場料(1,000円)・レンタカー代(2日約10,000円)・ネットカフェ代(約1,500円)合計で約23,500円
※思い出して書いているのでざっくりです。
〇個性:★★★★★ 世界でここだけ?!
〇楽しさ:★★★★☆ 実際に体験できて満足!
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シュールな未知達と遭遇してしまった後は1時間ほど走ってちょっと真面目な場所へ。
幕末、明治維新の戦において中心的な場所にもなった会津若松へ訪れます。
少し長めの階段を上ります。
後ろを振り返ると会津若松の街並みが見えます。
あまり知られてはいませんがここにあの天才レオナルド・ダビンチも作ることができなかったとされる奇怪な建物が存在します。(一説にはダビンチの書いた絵をもとに作られたともあります。真相はいかに。)
それがここ、さざえ堂です。
正式名称は円通三匝堂(えんつうさんそうどう)と言います。1996年に重要文化財に指定されています。
見えてきました。(お兄さん後ろ姿ごめんよ。)
江戸時代に郁堂というお坊さんが作ったこのビル3,4回ほどの高さのある建物、何が珍しいのかというと内部が実は二重螺旋状になっているんですね。
つまり 一度入ると後から入ってきた人と一度もすれ違うことなく出口に出られるということです。
早速拝観料払って入りましょう!
入り口はこんな感じ。靴脱いで上がったような・・
いい感じに時代を感じられます。こんな建物に入れるだけでわくわくしますね。
いたるところにお札が貼ってあったり観音様がおります。
実はこういったお寺は江戸時代では割と人気で他にも二重螺旋のお寺があったようです。(火事等で焼失して今ではさざえ堂だけなんだとか)
中には西国三十三観音像(※)が安置されており、ここを一周するだけで巡礼が完了するとのことでなかなか遠出できなかった人たちにとっては大切な場所だったんだなぁと。二重螺旋になっているのも上りと下りが別で参拝者がすれ違わず狭い屋内で安全に参拝できるようにとの配慮だったんでしょう。
ただ珍しいだけでなく少しほっこりするお寺です。
※西国三十三所は近畿2府5県(岐阜含め)にある観音信仰の霊場のこと。すべて巡礼すると極楽へ行けると考えられていたそうな。
・・・。
画像で説明しようと思いましたが、、感心しきりだったせいか下りに転ずるところ撮ってませんでした。。。(ごめんなさい。。)
何回でも回れて一周するのに5分もかからないので一周目は感動を、そして二週目以降はよく観察することをお勧めします。笑
ところで初めに幕末の戦と言いましたがここはかの有名な白虎隊が散った場所でもあります。白虎隊とは上級武士たちの子で編成された16~17歳の男の子たちの兵隊です。
戊辰戦争の一局面である会津戦争さ中、会津城から上がる煙をみて自軍の敗北を知り自害を決意する。。今の時代からだと考えられないですがそういう時代もあったんだなあと、こう気楽に生きている今を少し申し訳なく想いながら少し考えさせられました。
※会津戦争はそもそも近代兵器を所持する新政府軍に幕府側が勝てるわけもなく、新時代に今ままでの特権を取り上げられる武士たちの往生際の悪い戦争だという見方もありますが。。
少しづつだけと世の中はいい方に向かって言ってると。そう信じたいですね。
さざえ堂
営業時間:8:15~日没(4~12月)
9:00~16:00(1~3月)
拝観料:大人400円