〇個性:★★★★★ 唯一無二のアフロ!
〇楽しさ:★★★★☆ 高台にあるので絶景も一緒に(´∀`)
日向大神宮から降りてきてバスに乗ればよかったんですがなぜか徒歩で向かいます。
次の目的地は『くろ谷 金戒光明寺』というお寺。
徒歩で向かう途中南禅寺があったので寄ってみました。あまり神社やお寺に興味なかったのですがこのお寺建てられたのが1291年だそうな。重要文化財です。
だからって訳じゃないですが建物の風格や歴史の流れを感じさせられる空気が漂ってますね。このお寺の特徴はその″和”の格式に違和感のある異国風の赤レンガのアーチ。
これは琵琶湖と鴨川を結ぶ水路橋で、今なお健在です。
滋賀県民と京都府民の不毛でウィットに富んだ争いで『琵琶湖の水止めるぞ!』という有名な格言がありますね。(?)
そうそのまさに琵琶湖の水を止める際このアーチが破壊されるのです。
なんてこった。
しょうもない妄想はほどほどにして先へ進みます。
軽く流してますがこの時点で軽く30分は歩いてます。結構お疲れです。
立派だな
さすが浄土宗の大本山。こんな壮大なお寺が何個も普通に町中にある京都が恐ろしい。。
さて私の目的はお地蔵様。それもとっておきの螺髪を備えた五劫思惟阿弥陀仏だ。
″ごこうしゆいあみだぶつ”と読むそうです。”五劫”とは時間の単位。五劫の間民を救うためにただひたすら思惟を重ね修行されて螺髪が伸びてしまったというありがたい地蔵菩薩様なのです。
ちなみに、、、
一劫が″約160kmの岩に天女が三年に一度舞い降りて羽衣で撫でその岩がなくなるまでの間を指す”そうで五劫なんでその5倍ですね。
・・・。
何言ってるか分かりません。
軽く地球の年齢越えるくらい修行されてる感じですね。こんな軽い気持ちで参拝していいんだろうか。
ポスターにも使われてました。人気なんですね。
けっこう参拝客が多いのか境内歩いているとちゃんと案内看板立ててくれてました。結構広いので迷いそうですが親切な看板に助けられます。
看板通りに歩みを進めること30秒(笑)、出会いは突然に。
ん・・?
っ?!
お地蔵様!
出会ってしまいました。なんかお墓の階段の途中に普通に鎮座されてます。観光スポット!て感じに特別な場所にあるわけでもなく風景に溶け込んでいました。
後光がさしてます。
こんもりーにょ
五劫も修行したらさすがにこんもりしますねっ
ちなみに普段使っている地蔵とか如来とかの意味ご存知ですか?
僕はご存知じゃありませんでした。
地蔵は本来、″地蔵菩薩”といい菩薩とは仏の位の事。如来がお釈迦様なんだとか。キリスト教やイスラム教のような唯一神というものがなく、数ある仏様の中でも特に序列はないそうです。
アニミズム的な神道もそうですが多神教って色んな考え方や信仰対象があって『これが答え!』っていうのがなくて対立が少なく、平和でいいなぁと思いました。
浅い知識であーだこーだいうのは意図するところではありませんのでこれ以上論じませんが、知識は旅を深くする、勝手に悟っときました。
アフロ地蔵様の隣の階段上り切ると三重の塔があります。
改修中。残念
眼下に広がるは絶景!!!
い―――天気だなぁ
けっこう充実してきましたが、、
まだ朝の8時台!笑
濃い一日になりそうだ。
2018年6月3日訪問
●くろ谷 金戒光明寺
時間:特になし
駐車場:有
参考URL:浄土宗大本山・くろ谷 金戒光明寺