そこにしかない個性。それはオブザイヤー

【絶景と珍景の旅ブログ】仕事の合間に旅をして。忙しいサラリーマンに寄り添う旅人に、そんな風に私はなりたい。オブザイヤーはただの口癖です。

”命”は美しい ~白鹿権現~ ②

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2017年8月26日

成田空港

→大分空港(ジェットスター:1.時間半)¥6000

→≪熊本ネットカフェ≫(レンタカー:2時間)宿泊¥1600

2017年8月27日

草千里ガ浜(レンタカー:30分)

上色見熊野座神社(レンタカー:30分)

白鹿権現(レンタカー:2時間半)

→≪別府ネットカフェ≫(レンタカー:1時間半)宿泊¥1600

2017年8月28日

回天記念公園(レンタカー:30分)

→鬼のミイラ・大乗院(レンタカー:1時間)

→大分空港(レンタカー1時間)

→成田空港(ジェットスター:1時間半)¥6000

〇移動手段ジェットスター・レンタカー

〇費用:食事(1,000円/回)・レンタカー13,000円(2.5日ガソリン込み)

合計で約34,200円

〇個性:★★★★★ 他にこんな場所があるだろうか。

異世界度:★★★★★ 強烈に″生”を感じる神聖な場所

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※動物の骨が出てきます。苦手な方はご注意を。

グロくはないですがざ・骨です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

崖を登りきった場所にあったもの。それは祠と洞窟だった。-

 

 

 

 

色々事前に調べていったものの実際に行くとやっぱり雰囲気とか想像とは違うものでその洞窟の周りだけ浮世から切り離されたような感覚がします。

 

 

 

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周り見渡してもこの洞窟には鎖をたどらないと行けない感じですね。

どうやってこの石灯篭運んだんだろう。

 

 

始めて見つけた人(猟師さん?)はここにたどり着いて何を感じたんだろう。

 

鳴り響くセミの声がなんだか遠くから聞こえるような感じがします。

不思議と心は落ち着き、世界がギュッと縮まったような、そんな感じ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いざ、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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洞窟の入口からすでに見えてます。

自然にできた感じの荒々しい洞窟ですね。

 

 

 

 

 

 

近づいていこう。

 

 

 

 

 

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すごいなぁ

ただただ凄いなぁ

何頭分の頭蓋骨があるんだろう。

 

 

 

 

 

 

 

奥が暗くてちょっと怖いですがそんなに洞窟自体は深くありません。

 

スマホとかでこれ見ると『ひぃっ』てなりますが実際はこう、なんというか引き寄せられるような感覚です。怖くはありません。明るいしね。

呼ばれてないことを祈ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

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ちゃんと道をあけて積まれています。

 

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祠が手前とあと奥に一つずつあります。

 

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何年かけてここまで集まったんだろう。

 

 

 

 

サイトによっては猪とか書いてますけど、見る限りほぼ鹿だったと思います。ちょいちょい牙のある骨もあるので猪も混ざってますね。

 

 

 

 

 

お墓とかで写真撮るのをためらう感覚でちょっと写真撮っていいのかなぁて思いましたが、厳かな気持ちになるのと同時に

 

 

 

 

 

 

“誰かに伝えたい!”

 

 

 

 

 

 

って強烈に思いました。

なので撮ります。あしからず。

 

 

 

 

 

 

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苔?で緑色になっている骨とかあります。ちなみに猟師さんの遊び心か洞窟の壁のちょっとくぼんでいるところに置かれている骨もありました。

 

 

骨ってやっぱり土に戻りづらいんですね。

自然に対抗できるようにDNAが設計されているのだろうか。生命って凄い。

 

 

 

 

 

 

 

誘われるように最深部まで行きます。

ひぃ

 

 

 

 

 

 

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低あんぐる。左下は牙があるから猪だな。

 

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ちゃんと水とかお供えされてました。

熊野神社の総社さんだと思いますが定期的に管理しに来られているようです。

 

 

 

ちなみに上の写真きれいに写ってるからわかりませんが実際は真っ暗です。笑

シャッター長くして撮影したので明るい感じですがiPhoneのライト照らしながら進んでました。

正直いうとここだけ怖かった。

 

 

 

まぁ一番奥まで歩いて1分もかからない感じですね。

 

 

 

 

洞窟から外を見た図。

 

 

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絵になるねぇ

 

 

 

 

 

 

 

 

満足するまで写真撮ってしばらく洞窟の入口にたたずんでました。

 

 

 

力の限り猟師から逃れようとする鹿や猪。それを追う猟師。どちらも生きるため・生活のため全力で命のやり取りをしたのだろうか。

 

 

憎くもない命を奪うのは負い目もあれば感謝もあろうし、皆が皆同じような気持ちを共有しているからこそこんな場所が自然発生的にできたのでしょうね。

 

 

流れる時間に身を任せるだけの頭蓋骨を見ながらふとそんなドラマに想いをはせてみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

命は美しい。

 

 

 

言葉にならない感情を胸に白鹿権現をあとにします。

 

 

 

 

 

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帰りの沢でサワガニと戯れてみました。

 

 

 

 

 

 

 

●白鹿権現

住所:大分県臼杵市野津町大字西神野

時間:特になし(夜はやめておけ・・)

 

 

 

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