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2018年10月28日
東京都23区 → 鷹取山公園(車:2時間) → 鈴ヶ森処刑場(車:1時間) → 東京都23区
〇移動手段:バイク
〇費用:ガソリン代数百円 合計でほぼ0円
〇個性:★★★★☆ 立体摩崖仏だけじゃない隠れた名作!(迷作?)
〇一言紹介:けっこう探さないと分からない落書きに近い作品です。
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さて時間ない中ですが実はここ鷹取山にはもう1個摩崖仏があります。
摩崖仏と言っていいのかもわかりませんけど、、
海鮮丼をほんのりと諦めかけた頃、帰り道が分からなくなってグーグルマップを開けた時に″鷹取山仏像壁画群”という文字が現れます。
おや・・?
グーグル先生に聞いてみたところどうやらインディーズ摩崖仏が群れを成しているようです。これは見に行かねばならない。
もう時間ないのに・・困ったなぁ(*'ω'*)
先日紹介した立体的な弥勒菩薩は横須賀市公認の摩崖仏だそうですがこれから向かう壁画群は公認どころかその存在が無視されているような感じです。
ハイキングコースとか至る所に鷹取山公園の案内図ありますが一切言及ありません。
こういう場所こそザ・珍スポットですね。
グーグルマップに書き込んだの誰なんだろう。
まぁとりあえず行ってみようと思います。
比較的目立つ展望台から降りて左手に進むとこんな↓階段が現れます。
階段降りるとこんなのどかな散歩道ですね。降りてすぐ左に歩いていきましょう。
どうも一昔前は壁画への道が木で覆われていたようですが今は見通しもよくなっているのですぐに珍達が見つかります。
ここも採石場跡なんだろうな。
ずんずんとどんぐりハイウェイ歩いていくと壁画群が現れます。
この時期足元どんぐり祭りなのだよ
ほら見えてきたっ
ここの摩崖仏(?)達はカラフルで表情もどこか人間味のある感じです。仏像界ではかなりファンキーな部類に入るのではないでしょうか。
仏教徒の方ごめんなさい。
仏っ!!
どこかそれらしい色には塗られている
こんな足場悪い所でどうやって彫ったんだ
足元にだってほら
う~ん、これはノーコメントで・・
ただの落書き・・というには手が込んでいるし、かといって熱心な信者が書いているものには少し俗物すぎるのでその詳細は本当に謎ですね。改めて調べてみても立体の摩崖仏と違って誰が作ったものかは一切不明だそうです。
こういう人に知られていない珍スポットはとても好きです。まさにオブザイヤーっ!と言いたいところですが壁面に彫刻は禁止されてます。
最低限のルールは守って旅しましょう。
彫刻くらいと個人的にも思いますけど乱発してもろい岩質の壁が崩れて事故が起こるかも・・・と考えると横須賀市の対応も仕方がないかなぁと。
しかし!出来たものは仕方ないのでそこは純粋に見学して回りたいと思う。
いたずらとは思えない完成度なんだよなぁ
採石跡にはなぜかクマちゃんの置物が鎮座しています。
ぐおぉぉぉぉぉぉぉ
なんだか上から見ると色んな事に後悔して地面をたたいているようにも見えます。
ぐおぉぉぉぉあぁぁぁぁ、うわぁぁぁぁぁぁ
なんなのさ。
まだあるよ
取り立ててオチはないんですけど、こんな知る人ぞ知る感じの場所見つけられるとなんかちょっと嬉しいですね。
足元に転がるどんぐりを童心に戻って拾って帰りました。
●鷹取山公園
住所:神奈川県横須賀市湘南鷹取3丁目3
※私はバイクで行く人ですが電車で行くときは京急 追浜駅まで行って徒歩25分!
時間:-