そこにしかない個性。それはオブザイヤー

【絶景と珍景の旅ブログ】仕事の合間に旅をして。忙しいサラリーマンに寄り添う旅人に、そんな風に私はなりたい。オブザイヤーはただの口癖です。

奇岩石連なる大自然の造形美 ~昇仙峡~

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2017年5月3日

東京都23区松栄堂(バイク:3時間半)→昇仙峡(バイク:30分)→山高神代桜(バイク:1時間)諏訪市のネットカフェ(バイク:1時間)

2017年5月4日諏訪市霧ヶ峰阿智村伊那市

2017年5月5日伊那市→サマンサマーサ→中田島砂丘静岡市

2017年5月6日静岡市→沼津水族館→大瀬浜→伊豆極楽苑→東京23区

〇移動手段:バイク

〇費用:ガソリン代5,000円(4日間)、食事1,000円/回、ネットカフェ2,000円/泊、銭湯700円/回、阿智村スタービレッジ星空ツアー2,000円、沼津水族館1,600円、ビャクシン樹林100円、伊豆極楽苑800円 合計で約30,300円

〇個性:★★★★☆ 天に聳える花崗岩の絶壁!

一言紹介:観光地渓谷の部1位に輝く景勝地です。

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とりあえず腹減ったのでほうとう食べます。

 

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ほうとうは俄か、通は吉田のうどんを食べるって誰かに言われましたが、僕は少年時代に父方の地元香川で讃岐うどん一生分食べたのでほうとう派です。

 

 

毎回せっかちにあっちこっち巡る私にしてはずいぶんとゆっくりしています。実は2年前のこの時に初めてバイクにiPhoneセットできる器具買ってカーナビライダーデビューを果たしました。

 

今までバイクだと東京から片道時6,7間くらいかけて静岡に行くような雑な旅をしていたのですがiPhoneに導かれるままに旅をするようになった結果、山梨なんて下道でも3時間ちょいで着くようになりました。

 

成長したなぁなんて思いますが、良くも悪くもこの日は時間が有り余ってたのです。改めて考えるとスマートにバイクで旅できるようになってまだ2年なんだなぁて感じ。

 

 

 

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お昼寝しているわんこをパシャリ

 

 

 

すぐ諏訪湖向かうつもりでしたが時間があったので山梨県の鉄板観光地、『昇仙峡』へ行くことにします。正式名称は御嶽昇仙峡と言うそうですね。全国観光地百選の"渓谷の部"でNo.1の座を欲しいままにしている日本屈指の景勝地です。

 

 

 

www.shosenkyo-kankoukyokai.com

 

 

なんと言っても甲府から来るまでほんの20分ほどで着くというアクセスの良さが最強ですね。けっこう山奥の秘境感ありますが意外と街に近いという観光地になるために生まれてきたような景勝地です。

 

 

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すぐ着く

 

 

もともとはただ険しい山だったのが江戸時代後期に農家の長田円右衛門により道が整備されたのがきっかけで人の往来が可能になったそうです。

 

時代が変わって明治になると都心からの交通網も整備され、与謝野晶子などの訪れた文人が感銘を受け、俳句や随筆となりその名を全国にとどろかせていったとな。

 

 

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ちょっと曇ってきた。むむ

 

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この奥に見えるのが覚円峰という花崗岩の絶壁名所。その昔、覚円という僧侶が子の頂上で修行したことから命名されました。どうやって登ったんだろうと思いましたけど、がんばって登ったんだろうなと思います。

 

 

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綺麗な水が流れるところって例外なく良い所ですね。

 

早朝に出発したのでとても眠たく、昼寝しようとして上の画像の大きな岩の上で転がってましたが、すぐ人が来たので全然寝れませんでしたね。人様の写真にジャージ姿で昼寝して写るわけにはいかないから・・

 

 

 

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これ↑とは違うんですけど石門同じような感じで岩の下をくぐる名所があります。岩が落ちてこないかドキドキする感じがうけているようです。なんかめっちゃお金が岩に挟まってました。

 

 

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これが仙娥滝(せんがたき)。覚円峰、石門と続く昇仙峡遊歩道の見どころトップ3。

 

 

水が綺麗で美しいのですが、それよりも大きな岩石がごろごろしている風景が非日常的で圧倒的に大きな存在である自然をひしひしと感じられます。

 

 

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うーん、いい景色!



 

なんかよくある観光地だと思ってスケジュールに組み込まなかったんですが、ありきたりでも自然の絶景は見て損ないですね。紅葉御時期なんてもう言葉失うくらい綺麗だと思いますよ。

 

 

 

 

 

あと、バイク停める駐車場でたまたま見つけたんですが、この花知ってます?

 


 

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桜っぽい 

 

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緑と桃色の絶妙なバランス

 

 

 

 

知ってます?って聞いておきながら間違ってたらポンコツ丸出しなんですが、、

 

 

この緑色の桜はたぶん御衣黄(ぎょいこう)。よくあるピンク色の桜ではなくてソメイヨシノから少しだけ遅れて緑色の花を咲かせる珍しい桜です。

 

一応東京にも管理された御衣黄は見る事が出来るんですが、山の中で野生っぽく遭遇するとすっごいラッキーな気がしてテンション上がりますね。(たぶん管理されたやつだとは思いますけど。)

 

 

 

 

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覚円峰バックにパシャリんこ

 

 

 

御衣黄は桜のオブザイヤーー。いつか見たいなぁとずっと思ってましたけどまさか今日がその日になると思いませんでした。 

 

 

 

いつになくのんびりと絶景を楽しんだあとは山高神代桜甲府から小一時間入った北杜市というところにある日本最古のエドヒガンザクラです。

 

桜の時期じゃないので葉桜でしたが神話の武将、日本武尊が東征時に植えたという樹齢2,000年を超える樹はその存在感が凄まじい!

 

 

また桜の時期に再訪しますが数枚写真のっけときます。

 

 

 

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まだしっかりと花を咲かせます。

 

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長寿の樹て大体真ん中朽ちてますね。なくても生きていけるんだなぁて感心します。

 

 

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なんかたまにはツッコミ入れずただただ絶景に浸る旅もいいもんだなって振り返って思いました。ここからまた小一時間走って諏訪市にイン。

 

 

 

夜中は諏訪湖の前で諏訪湖ビール飲んで次の日どこ行くか考えておやすみしました。

 

 

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ゆったりとしたいい時間でしたよ。

 

 

 

 

 

 

ちなみに最後にオチではなくてただのホラー話ですが、

 

この翌日仕事のトラブルで電話が鳴って、午前中は持ち歩いてた会社のPC開けて諏訪湖の絶景目の前に堪能しながら屋外で仕事してました。強く生きるよ、社畜だもの。

 

 

 


●昇仙峡

住所:山梨県甲府市高成

営業時間:ー

参考URL:昇仙峡|日本一の渓谷美 清流と水晶の秘境

 

 

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