=====================
2018年4月29日:
東京都23区→つつじが岡公園(バイク:2時間)→館林市役所(バイク:5分)→あしかがフラワーパーク(バイク:20分)→東京都23区
〇移動手段:バイク
〇費用:ガソリン代1,000円、つつじが岡公園620円、あしかがフラワーパーク1,800円、食事2回×1,000円/回 合計で約5,420円
〇個性:★★★☆☆ 見慣れたツツジも集まると絶景!
〇一言紹介:彩り豊かなツツジ咲き誇る公園です。
=====================
春になると咲くのは桜だけじゃない。都会でも街路樹で見慣れたツツジもGWごろに見ごろを迎えます。
『ツツジなんて見慣れてるから別にいいや~』って思ったそこのあなた。
- おばかさんめっ
- 。・゚・(Д`(⊂(゚Д゚
だいたいこういう時自分のことですけど、天気が心配で遠出できず急遽思い付きでここつつじが岡公園を訪ねた私は完全に舐めてました。なんなら天気心配して晴天だったのでふれくされてたんだ。
先に言おう。
本気を出したツツジはとても美しい。
では行ってみよう。
もう見えてますけどつつじが岡公園は館林市の中心部、城沼という水辺沿いにある公園です。かなり古い時代からヤマツツジが群生していた場所の様で室町時代(1336-1573年)にはすでにつつじヶ崎という地名で記載されていたようです。
もともと自生していたに加え、歴代の館林藩主たちがツツジを移植し園を拡張することで今の公園が形作られていったそうな。鎌倉幕府を滅ぼした武将・新田義貞も妻のために植えたそうですね。私もツツジのように愛されたい。
普段は解放されている公園ですが花の時期には整備代として入園料が少しかかります。きれいな景色のために気持ちよく払って先へ進みましょう。
もっこもこ
いやぁ見ごろですね。ツツジ。
のっけから咲き誇ります。葉っぱが完全に隠れて光合成そっちのけで咲き誇る感じ、なかなかインパクトあって好きです。
入口付近にあるツツジはちょっと小さいやつですね。少し先へ進むとでっかいツツジが現れます。
おぉぉ・・
でっけぇー\(^o^)/
でっけぇー\(^o^)/
ツツジって田舎でも都会でもよく見かけるので物珍しさはあまりないんですけど、町中で見かけるツツジはこじんまり整備されているのでここまでのびのび育ったツツジは、けっこう感動覚えます。本当に感銘受けるとほぇ~ってなります。
ツツジの道を行く
Olympusは赤色苦手
刺されても撮りたいクマバチ
まさかツツジでこんなに感動する日が来るとは思いもしませんでした。ちゃんとお世話したらこんなに花咲くんですね。花蜜ソムリエ大忙しだな。
( 花蜜ソムリエ↓)
美・・Σ(゚Д゚)
唐突ですが、実はここ館林市と東京都新宿区にはある特別な関係があります。
あんまりそういうイメージ有りませんけど新宿の百人町(新大久保辺り)は江戸時代にツツジ栽培が盛んだった場所。徳川家康が警護のために鉄砲組百人部隊をそこに住まわせたそうですが、その鉄砲隊が副業でツツジの栽培を始めたんだとか。
時は流れ、大正時代に館林町の杉本氏が大久保つつじ園から大量のツツジを購入し、つつじが岡公園に寄付します。すくすくと育つツツジ。さらに時は流れ大久保の地は着々と宅地化が進み、次々とつつじ園が閉園していきます。
人々はツツジを忘れてしまうのか。
それとも・・
えぇ、
人々はツツジのことを忘れてはいませんでした。
2008年、結構最近のことですが大久保からつつじが岡公園へ移植されたツツジの親株から採った挿し芽を育て、植樹。実に93年ぶりにツツジ達は館林の地から大久保へ里帰りを果たします。
それ以来、館林市と新宿区は交流を続け、平成25年からは舘林つつじ祭りで江戸幕府鉄砲組百人隊保存会による火縄銃の演武が行われています。
演武は見れませんでしたがでっかい壁画がありました。
確かに新大久保駅の高架下行くとそんな看板?か何かありました。ぼんやりとよく覚えていたなぁって自分でもびっくりしましたが、新宿で見た景色が旅先でつながるのはなんかちょっとむず痒い感じがして嬉しかったです。
晴天を仰ぐ純白のツツジ
ツツジつつじ言ってて今ツツジがゲシュタルト崩壊起こしています。
水辺の近くってロケーションも素敵ですね。
気持ちよさそー
おじさんもちゃいるどと一緒に遊びたいぞ
男一人で花見に行くのってどうだろうと思いましたけど、思いの外楽しいもんですね。いつか相方が出来た時のためにお花がきれいな場所はもっと知りたいなって思います。
おまけ。惨劇の現場。
つ、ツツジ・・・!
咲いているうちに愛でよう愛しきツツジ。
営業時間:8:30~17:15
入場料:無料
参考URL:館林市つつじが岡公園ガイド