そこにしかない個性。それはオブザイヤー

【絶景と珍景の旅ブログ】仕事の合間に旅をして。忙しいサラリーマンに寄り添う旅人に、そんな風に私はなりたい。オブザイヤーはただの口癖です。

呪われて深まる髑髏愛 ~しゃれこうべミュージアム~

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2019年3月17日:

八時間労働発祥の地 → 兵庫大仏(徒歩:20分) → ぐらたん亭どつぼどーる(電車:40分) → しゃれこうべミュージアム(電車:40分)

〇移動手段:電車

〇費用:電車賃:480円、しゃれこうべM:500円、食事2回×1,000円 合計で約2,980円

〇個性:★★★★★ 数千点の髑髏集まる館

一言紹介:髑髏を通して命の大切さを語る博物館です。

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どつぼに嵌った後は芦屋の隣の隣の尼崎へやってまいりました。

 

兵庫県て珍スポット不作県という印象強かったのですがここに来て超ど級のど珍を見つけたので今回の旅のメインはこちらになります、しゃれこうべミュージアム

 

 

しゃれこうべって表現も久々に聞きましたね。名前をストレートに検索しないとネットにもあんまり出てこないので知る人ぞ知る感ある素敵な場所です。

 

 

 

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 やっぱり晴れてきましたね。ドヤ

 

 

 

駅から少し遠めのミュージアムは国道二号線沿いに住宅に紛れて佇んでいます。

 

 

 

 

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みっけ

 

 

 

 

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お、おぉ・・

 

 

 

遠目に見る分には博物館かぁ~って思ってましたがもう入り口からやばめな場所という事が伝わってくる素敵づくりでした。

 

 

 

 

入口からすでにしゃれこうべが待ち構えてます。

 

 

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やる気なくだらけたしゃれこうべ

 

 

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隣にはやる気にあふれてこちらを見つめるしゃれこうべ

 

 

 

 

 

 

いらっしゃい!

 

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ひいぃぃ~

 

 

 

 

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丁寧いご案内してくれるしゃれこうべ

 

 

 

 

 

導かれる先にはやっぱりしゃれこうべ

 

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でっか・・

 

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ネアンデルタール人の頭蓋骨だそうです。

 

 

 

ちなみにネアンデルタール人は僕らの祖先ではなくホモ・サピエンスに滅ぼされた別種の人類だそうです。豆知識です。

 

 

 

 

ネアンデルタール人しゃれこうべに眼を奪われますが、ミュージアムの入り口のその後ろなのだ・・・

 

 

 

 

 

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にょほほほほほ


 

 

 


にょほほほ。笑

 

 

 

 

まだ館内入ってないんですけどね、なんかもう入り口から情報量多すぎてすっごいにやけてくるよ。(´ω`*)笑

 

 

 

 

 

skull-museum.jp

  

 

こちらのしゃれこうべミュージアム関西医科大学名誉教授である河本氏の髑髏コレクションをなんと7,000点以上(?!)も展示する世界でもここだけの髑髏専門博物館。

 

脳神経外科医であった氏は職業柄、髑髏に興味を持ちある日外国の学会で心を奪われた髑髏の置物を家に買って帰ったそうです。

 

その髑髏を持ち帰った日から家に様々な不幸が舞い降り、髑髏の呪いと言われたそうな。散々家族に非難された挙句、お祓いまで行って不幸は落ち着いたそうですが、この騒動をきっかけに氏はさらに髑髏にのめり込んで行ってしまいます。

 

 

 

 

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あくなき髑髏愛

 

 

 

髑髏と呪いで生きる事の大切さに気付いたという訳でしょうか。

 

変な人の家族って大変。

あら、悪いお口・・にょほほ(褒めてます。)

 

 

 

 

 

 

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入口から入ると氏と大学の職員らしきスタッフさんがおりました。かなりファンキーな人かと思いきや氏は落ち着いた雰囲気の静かな方でしたよ。

 

 

 

期間限定か分かりませんが入場料払う際にテスト用紙が配られます。全問正解でしゃれこうべ検定初級の称号が与えられます。中級以上があるのかは不明です。

 

 

公式サイト見る限り撮影禁止だそうですが確認したらどんどんSNSあげちゃってだって。一応訪問時は一言断り入れるのがマナーってやつです。

 

 

 

 

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初めに館内案内のビデオ見せてくれます。無駄に3Dですよ。

 

ちなみに画面の髑髏が氏の家に災いをもたらした髑髏をキャラクター化したやつです。笑

 

 

 

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溢れんばかりの髑髏、髑髏、髑髏!

 

 

 

学術的価値あります!って感じの小まじめな髑髏ばかりではなく、アメ横とかで怪しげな兄ちゃんが売ってそうな髑髏のアクセサリーもいっぱいあります。

 

1~3階までありそれぞれにカジュアルな髑髏、文化的な髑髏、学術的な髑髏・・コンセプトごとに分けて展示されているようです。

 

 

 

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陽気なしゃれこうべ

 

 

 

 

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トイレだってぬかりなくしゃれこうべ

 

 

 

 

 

 

2階へ上がる階段はちょっと怖いです。

 

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頭上にうにょんって出てきてるやつ怖い

 

 

 

 

 

 

置物だけでなく髑髏の絵も展示されています。

 

 

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よく見たら女の人でした。

 

 

 

 

 

 

 

気を取り直して階段を上がると・・・

 

 

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2階になんかいました。

 

 

 

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これが突然動き出すと怖いだろうな・・

 

 

 

 

 

館内は明るいので画像で見るほど怖くはないです。

私的にはね。怖かったらごめんよ

 

 

 

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エイリアンの髑髏・・?

 

 

 

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色んな髑髏があって、装飾を施されたり別の素材でわざわざ髑髏を作ったところを見ると昔の人も髑髏に特別な思い入れがあったんだなぁて感心させられます。

 

 

 

 

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なんと3Dスキャンされた氏の髑髏もありました。

 

妙に生々しいですね。髑髏への想いが

 

もうええわ!

 

って言いたくなるくらい伝わってきます。

 

 

 

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その舌どっから出てきた・・?

 

 

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くっそぉ

 

 

 

 

イチャこきやがって・・

 

 

 

 

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髑髏暴走団

 

 

 

 

 

 

中には歌って踊る髑髏もいるんだぜ?

 

 

 

※音量注意


しゃれこうべミュージアム

 

 

 

 

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髑髏ばっかりで飽きるかなぁと思いきや(私がソフトオカルトが好きな事もありますが)1,2時間くらいずっと見てられるくらい内容が濃い髑髏が揃ってました。

 

 

 

氏曰く、髑髏は自らの最終的に世に残る姿、それを通して命の大切さを学んで欲しいとの気持ちで自らのコレクションを展示しているとの事です。

 

ふむ、お医者さんならでは(?)の視点ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここで最初に渡された問題用紙をふと思い出しました。

 

 

館内の隅から隅まで見渡した結果・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

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見事合格しました。いえーい(゚∀゚)

 

 

 

 

 

最近学説が覆されたそうで1個だけえげつないひっかけ問題があります。展示の中でも昔の学説で説明されていて、ちょっとだけ離れたところに『最近学説が変わりました!』って展示してました。

 

 

なので学説変わってからは合格者が激減しているみたいです。

 

 

 

 

 

 

 

ふふふ

 

 

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引っかからなかった私は鼻高々にミュージアムを後にしました。

 

ここはしゃれこうべオブザイヤー。再訪問待ったなしの素敵スポットです。

 

 

 

 

しゃれこうべミュージアム

住所:兵庫県尼崎市浜田町5-49

営業時間:10:00~17:00(入場:16:30まで)

休業日:年末年始の日曜日(+不定休)

参考URL:シャレコーベ ミュージアム

 

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