〇個性:★★★★☆ 開運ビジネスの上手さは日本一?!
〇一言紹介:千年以上の歴史を誇る開運寺。珍寄り。
これはお寺の案内板です。
メルヘンっ
周りに特に何もないのでメルヘンな看板が目立つ。
至る所に鎮座する象の像。
こちら長福寿寺は日本一の開運寺と名高いご利益満点のお寺。特に金運をバカ上げしてくれるという事で全国からその御利益を求めて参拝者が集います。
こちらが本堂。狛犬ならぬ狛象がお出迎えしてくれます。
向かって右側が吉ぞうくん、左が結愛ちゃん。
なんで象?そう思った方はこちらをお読みなさい。
https://choufukujuji.com/about/index.html#link2より抜粋
約430年前の学頭(大きなお寺で学びを統括する僧侶)が護摩修行中に吉ぞうくんが舞い降りたそうな。『私の脚をさすれば必ず幸せになる。』簡潔明瞭なお言葉をいただいたので長福寿寺は象のお寺へ。
結愛ちゃんがどこから来たのか分かりませんけどね。
・・430年前で17代目。調べてみたら長福寿寺の創設は延歴17年(798年)。
なんと1,000年以上の歴史を越える関東屈指の大古刹(古いお寺)。織田信長によって焼き討ちにされた比叡山から再建の援助を求められ木材を贈ったという話もあるくらい格式と力を備え持つお寺だったのです。
・・・それにしてはホームページが攻めすぎてないだろうか。
大丈夫?怒られない?って思いますが、現在の第56代目住職、今井長秀氏が率先してお寺に改革をもたらしている様子。長秀氏は元コンサル・・という事ではっきりと金運寺としてのポジショニングを確立し、再び長福寿寺の名を世に広めようとしているのかもしれませんな。
お告げ通り吉ぞうくんの脚を撫でこむと願いが叶う。代わる代わる色んな人が足撫でていました。
境内には悦びの声が至る所に見受けられます。有馬記念、宝くじ、あとパチスロとか。
パチンコ屋さん?
いいえ、お寺です。
実に景気がいい感じがするのは結構ですが少しやり過ぎ感は否めません。
お土産売り場(?)も金ぴか。
たくさんの人がそのご利益を求めて開運アイテムを漁ります。
これは節操なさ過ぎ、わろた。笑
この時はこんなにコロナウイルス一色の世の中になると思わなかったなぁ・・
境内はけっこう広くて散策しがいがあります。
開運の道とやらをグングン進むとちょっとしたアトラクションが。
100円玉限定だそうです。なんでかって、
”百”は”一(=オンリーワン)”と”白(=吉ぞうくん(白い象))”に分かれるから。
とんでもねぇこじつけですが信じる人は投げるのです。
パッと見1万円以上投げられてるな。
もう、うっせぇという感想しか出てこないです。
由緒と歴史あるお寺ですがここまでビジネスライクなのはどうなんだろう。笑
私は無宗教なので珍スポだぁ~と思うだけですけど敬虔な仏教徒の方が来たらと思うとドキドキしちゃいますね。
帰り間際に吉ぞうくんからアドバイスをいただけるという事でせっかくなので薫陶を授かってみました。
・・・せやな。笑
次行くゾウ
2020年2月23日訪問
●長福寿寺
住所:千葉県長生郡長南町長南969
時間:-
入場料:-
駐車場:あり(広め)
参考URL:https://choufukujuji.com/