〇個性:★★★☆☆ 世界最大級の青銅製お釈迦様!
〇一言紹介:参拝方法が少し面白い山の上の巨大涅槃像。
ほぅ・・
入口にある看板が強烈に不安を煽るスタイル。ここは房総半島南端のお寺、常楽山 萬徳寺入口。
今はもう廃寺か?
そう思いましたけどせっかくここまで来たので駐車場にバイク停めて軽く山登りします。
廃寺の割にはきれいな道だな
やる気出せ
とりあえず拝観料がかかる事だけは分かる。
ここはしっかりした感じの注意書き。
人がいる事を信じて進む。
さて突然ですが、こちら常楽山 萬徳寺は写真撮影禁止。めんご
厳密に言うと人とこれから説明する涅槃像が一緒に写っている(観光記念の写真)ならOKという謎のローカルール。少し変わったお寺でいわゆるお堂や鐘楼、御本尊というものもなく、山全体が”お寺”なんだそうです。
この道の先には廃墟っぽい建物とテントの受付があってそこで拝観料支払って撮影ルールと拝観方法の説明を受ける感じです。
係りの尼僧さんはインドのサリーっぽい結構派手な服装。その見た目とは裏腹に淡々と機械のような口調で説明をされるので頭の中で?が広がります。
こんな感じの格好してる↓
https://www.tirakita.com/id_saree/id_saree_988.shtmlより
ぼく一人なんですけど写真どうしたらいいですか・・?
尼僧さん:『私が撮りますよ。』
目線は合わない。
・・。
ま、とりあえずお参りしとくか。笑
(以下ネットより抜粋した画像を用いてお送りします。)
https://tokyo-bay.biz/pref-chiba/city-tateyama/ch0065/より
まず山頂には大きな広場があって、奥側に隠れるつもりもなく釈迦涅槃像が安置されております。青銅製のこの像は1982年に修行僧によって22年の歳月をかけて建立されたそうで青銅製のものとしては世界最大級!体調は約16m。
奈良の大仏が約15mなのでその大きさが分かりますね。
サリー尼僧さんが開山者なのかは怖くて聞けませんでした。
(参拝方法)
①いただいた線香を涅槃像の前の線香台に供え合掌。
②台座の最下段より手を合わせながら時計周りに3周。
※台座は螺旋状になっており、車いすの方でも回ることが出来ます。徐々にお釈迦様に近づいていく方式です。
③最後涅槃像と同じ段まで来たら足の裏で両手で三角形を作りその中心に額をあてて祈願します。
④祈願が終わったら螺旋状に回ることなくそのまままっすぐ台座をおります。。
③はこんな感じ。
https://tokyo-bay.biz/pref-chiba/city-tateyama/ch0065/より
オブザイヤー旅が永遠に続きますように・・(-人-)南無...
・・・祈願も終わって、せっかくだしお釈迦様の顔の近くで1枚くらい撮ってもらうかって思って尼僧さんにカメラをお渡ししてみる。
尼僧さん:どこで撮りますか?
あ、じゃ顔のところで。
目線は合わない。
パシャっ
ありがとうございまし、、
尼僧さん:『次、全体図撮りましょう。』
え、あ、あぁ、よろしくお願いします。
目線は合わない。
パシャっ
ありが、、
尼僧さん:『足のところも行ってみましょう。』
う、うん・・っ
目線は合わない。
パシャっ
・・・。
さては人見知りだなっ(σ ・∀・)σ‼笑
目線全然合いませんけど、すっごい的確に撮影ポイント指示くれます。笑
訪問時他に参拝客が1組いたんですが参拝中にお釈迦様の裏側に隠れたタイミングで
『早くっ早くっこっち!』
って素早く移動して教えてくれるんですが、サリーのせいか素早く動く格好でない尼僧さんが素早くあっちこち移動する姿が実にコミカルでシュールでした。
笑っていいのかな。
後日見返したら実にほっこり顔した自分が写ってました。
拝観料500円払ってよかったよ。
2020年2月23日訪問
●常楽山 萬徳寺
住所:千葉県館山市洲宮1571
時間:9:00~17:00(冬季は16:00)
拝観料:500円
駐車場:あり(狭め)
参考URL:http://hanaumikaidou.com/archives/449