〇個性:★★★★★ たぶん日本一卑猥な場所。わろた。
〇一言紹介:地元の武将の幼子を祀る観音堂です。
たぶん日本一珍なちんスポット。
そう、ちん●んスポット
あなたは爆笑か失笑か。
察しろ
山口は長門の山中、俵山温泉の近くにいっぱいニョキニョキしている場所があります。
ざっくり全体図。
道路の脇に駐車場があってその反対側の階段の先に観音堂があります。
お地蔵さんが数体並んでて一見、田舎でよく見る光景。
ちょっくらお参りすっかって登っていくと 、
生えてるんだなぁこれが。
手前にはメタリックな珍が。
色んな形の珍が。
目を凝らすとそこには珍が。
生えてるんだなぁ
もう全部そう見えちゃう。
こちらは日本一の男根観音こと、麻羅観音。
男根崇拝スポットは特段珍しくもなく日本全域、なんなら東南アジアまで幅広く分布しています。しかし!こちら麻羅観音はこんな見てくれながらもともとは男根崇拝スポットではありません。
約470年ほど前にこの地の武将であった大内義隆が部下に襲われ自害。その息子である義尊が女装して麻羅観音のある場所で隠れていたところ、敵に見つかってしまい、無残にも惨殺。女装していたが故、男児である事の証拠にその男根を切り取られ持ち去られてしまいます。
まだ幼い義尊を哀れんだ村人がその魂を鎮めるために観音堂を建て、以後この場所は麻羅観音として子宝や健康増進を御利益とする信仰の場と化していきます。
ちゃんと英語での説明看板もあります。
なんか痛々しい話ですけどこんな真面目な由来があるとしゅんとしちゃう。
まじめな気持ちでお参りしましょう。
堂内には近くの俵山温泉街で販売している小男根がたくさん奉納されています。
絵馬みたいにお願い事を書いて奉納すると願いが叶うのだとか。
実に立派な男根に人々の願いが託されていました。
ちなみに旅のノート的な奴は卑猥でとてもじゃないですが見せられないのでぜひ現地で確認いただけたらと思う。
観音堂の隣には堂内に入りきらなくなった夥しい量の小男根がぎっしりと詰まっていました。
一生分の男根たちと出会えた気がする。
地元には麻羅観音保存会という団体がおり、毎年5月には幼くして亡くなった義尊の供養祭も執り行われます。2020年の5月で469回目になるそうです。
絶える事無く信仰され続けている辺り大内義隆氏は地元から愛された武将だったのかもしれませんね。
私も大きな男根氏に願いを込めておきました。
子宝の前に結婚できますように。
んん?
おぉぉぉ・・!
やんのかゴルぁぁぁぁ
やんねぇよ
なんか痛いからそっとクワガタちゃん木に戻してあげました。
ここはたぶんまた来るな。
2019年9月29日訪問
●魔羅観音
時間:-
拝観料:-
駐車場:あり
参考URL:麻羅観音 | 山口県長門市観光サイト ななび