〇個性:★★★★★ 気づいた人天才!
〇一言紹介:サングラスかけてるように見える大仏様
いつから有名になったのか愛知県のサングラス大仏。
遠目からズームで写真を撮ると踏切の警報機?がサングラスのように見えるという事で一躍SNSで話題になったシンデレラ系珍スポット。
初めに気づいた人は天才だと思う。
ここが件の踏切。
住宅街から頭一つ抜けて大仏氏が顔を出しているのが遠目に見えます。普通の住宅街なので気を抜いて走ってると急に現れる大仏氏にぎょっとしますよ。異景。
まずはサングラスをかけていないご尊顏を見るべく大仏氏のふもとまで。車は付近に停めるところないですが広い道路があるので路駐でも行けるかな・・
私は近くの市民プールにたまたまスタッフさんいたので停めさせてもらいました。
さてこちらが大仏氏、正式名称を御嶽薬師尊(通称:布袋の大仏、もといサングラス大仏)と言います。
大仏と言えば奈良の大仏ですがそれよりも2m高い18mのコンクリート製。大仏と言うからお寺所有のものかと思いきや、なんと私有の大仏だそうです。
こちらが所有者である前田氏が経営する接骨院、その名も大佛治療院。布袋の大仏のすぐ裏手で営業を続けています。
歴史をさかのぼると現所有者のお父様(故前田氏)が大仏を建立した人物。
幼少期身体が弱く、御嶽薬師尊(≒病気の治癒を司る仏様)を信仰していた故前田氏はこの地で鍼灸医として開業し、評判の高い営業を続けていたそうです。
終戦後の昭和24年、人々が希望を失いそうな中、43歳の時にお告げを授かり、人々を救うべく御嶽薬師尊をこの地に勧請することを決意します。
約5年の歳月をかけた布袋の大仏はなんと整地からすべて手作業。(!?)
もちろんすべて一人で行ったわけではありませんが崇高な理想の下、昭和29年2月24日に御嶽薬師尊もとい布袋の大仏は開眼しました。
見づらいですが目のところにスズメがちゅんちゅんしてました。
サングラス大仏ってちょっと悪ふざけスポット?って思いきや何とも尊い歴史を持つ大仏様がそこに鎮座しておりました。
こういうお告げを受けた像系のスポットは全国各地にたくさんあります。個人的に好きなのは宮崎県の高鍋大師かな。あっちは石像でしたね。コンクリート像はもしかしたら中部エリアの特色かもしれません。浅野祥雲とか。
旅のテーマの一つにしてもいいかも!
さて歴史も素敵ですが、やっぱりこの画像はさらに素敵。
こんな写真撮りたいですよね?ね?
ね?
完全に予備知識0で行って撮り方が全然分からなかったので簡単にご説明しよう。
(※実はお墓の中から撮ります。通路(=共有部分)に立つのでいいとは思いますが、、ダメな事してたらごめんなさい。)
この方向の逆にお墓があります。
こんな感じですね。
サクッと言ってしますと黄色矢印の部分から撮ります。
(線路側から2つ目の通路かな)
あとは警報機が布袋の大仏のおめめのところに被るように立ち位置を調整します。
カメラはぼちぼちズーム出来るやつの方がいいですね。
ぷちズームだと物足りない画像になります。
サングラス大仏!!!
ぴったり合った時はちょっと感動。
しかし上手く合わせてもまだ遮断機が邪魔をします。
けっこうな頻度で電車が来るので遮断機が落ちるのを気長に待つと・・・
Wow!
完成っ
Amazing!!
ぷちズームだとこんな感じ
電車からひょっこりサングラス大仏。
あ、行っちゃった・・
正直寄り道するかぁくらいの気持ちで訪問しましたが思いの外楽しかったです。
桜の季節にはライトアップ※もされるようなので春が狙い目かも。
※ライトアップした画像面白いのでぜひググってみて。笑
2019年6月28日訪問
●布袋の大仏
住所:愛知県江南市木賀町大門160
時間:-
料金:-
駐車場:無し
参考URL:布袋の大仏 - 江南市観光協会