〇個性:★★★★★ ジャパニーズタイガーてんぽー!
〇一言紹介:虎に縁のあるという毘沙門天を祀るお寺。
毎日終電帰宅。
会社と家の往復で終わる毎日。
何も変わる事のない日常と経る年月。
ふと思う。
『虎が足りない・・』
気付いたら私は奈良県の虎寺にたどり着きました。
うそです。自分で向いました。
おっと
近い近い
びっぐ張り子の虎!!
”信じ貴ぶべき山”という事で信貴山、醍醐天皇の病気回復をこの地に祀る毘沙門天に祈願して治ったから”朝廷を護った”という事で朝護孫子寺。
そんな立派なこのお寺は、虎がいっぱい!
とっても立派な珍寺として有名です。
虎の登場を予感させる。
ちょっと歩いたら入口のでっかい張り子の虎がいたぞ。
封印されし、虎の石像。
ふてこいオス猫みたいだな。
こちらは勇ましいホワイトタイガー!!
と、可愛らしいブラックタイガーず。
苔むした虎は、とりあえずかわいい。
あっちもこっちも、虎・虎・虎!
人生に虎がッ
虎がッ
多ッい!!
イイッ(・∀・)
お寺自体はとっても立派
珍寺としても有名ですが、朝護孫子寺は日本人になじみの深い神様、毘沙門天を祀るお寺の総本山。格式も高い伝統と歴史のあるお寺です。
なぜ毘沙門天を祀る事になったかと言うと、その昔日本に仏教が入ってきた時に信仏派とそれまでの神道を大事にする排仏派で争いが起こった事が始まり。
信仏派が蘇我馬子、排仏派が物部守屋。この戦いに参加した有名人は、みんな大好き聖徳大使(厩戸皇子)です。
聖徳太子と見せかけてこれは全然関係ない石像です。
物部氏を討たんとする厩戸皇子がこの山に至り、戦勝の祈願をすると天空から毘沙門天が舞い降り、必勝の策を厩戸皇子に授けました。
奇しくもその日は、寅年・寅日・寅の刻。そう我には毘沙門天と虎あり、勝利間違いなし!!・・っと思ったかどうだか分かりませんが歴史の通り蘇我馬子が無事勝利を収める事に成功します。
なんて時間に山におるんや。
何度説明書き呼んでも毘沙門天と虎の関係性はなさそうです。わろた。
由来はともかく由緒正しきいいお寺なので御朱印好きとかお寺巡りが好きな人でも楽しめますよ。境内はかなり広いので時間には余裕をもっていった方がいいかも。
(゚д゚)!
由緒正しいお寺なんだけどなぁ
好き
寅の胎内巡りって何ww
笑わせてくれるぜ!笑
珍寺だよなぁ。笑
あなたは金の虎?
阿
それとも銀の虎?
吽
悩みますね。
私は迷わず1億円くわえた虎です。
珍ばっかに目がいきがちですが、(←)
綺麗に手入れがなされた境内では晩秋に行くと紅葉が赤々と映えます。
これから冬が来るというのに生命力溢れる赤い葉っぱはちょっと不思議な景色だなっていつも思います。
うむ、絶景。
絶景と言えば、本堂が結構高い所にあって山の麓の街並みを見渡せます。
珍景と絶景のいいとこどり。
信貴山はやはり貴ぶべき山である。
2019年11月24日訪問
営業時間:08:30〜17:00
料金:ー ※一部拝観料有
駐車場:有料(500円)駐車場あり(狭め)