〇個性:★★★★★ 心に染みわたる日本の駅弁!
〇一言紹介:聴覚を加えた五感で感じる駅弁屋。
”五感”全部言える?
そう、触覚、味覚、視覚、嗅覚、聴覚ですね。
これらをすべてフル稼働する事で外界を味わい尽くすことが出来ます。
滅多にフル稼働しないであろうこの五感をフル稼働することが出来る駅弁が松坂市の名物であることは意外と知られていない・・
そんな勿体ない人生を歩むのは今日で終わりだ!
今すぐ松坂市でモー太郎弁当をお買い上げしよう!!
それかお取り寄せしよう!
あら竹の回しもんでもなければアフィリエイトもしてません。悪しからず。
モー太郎弁当が買えるあら竹は松坂駅から少し歩いたところにあります。創業はなんと明治28年。130年近く続く駅弁屋さんです。
紀勢本線開通に合わせ旧国鉄より依頼を受けて開発した松坂牛使用の特選牛肉弁当が当たり人気駅弁屋さんとしての地位を確立したあら竹ですが、21世紀になったBSE問題で危機に直面します。
店内は狭め。奥にキッチンがあって弁当を製造しているアットホームな会社です。
この危機を救ったのが、そうモー太郎弁当。現6代目社長の新竹浩子さんが松坂の名物に親しんでもらいたいとの思いで開発。一躍人気駅弁の座へ登り詰めます。
モー太郎弁当と”元祖”特選牛肉弁当の二大看板。
あら竹は家族で今日も元気にお弁当を作り続けます。
コロナで観光業は大打撃を受けているのでぜひお取り寄せで応援したいですね。
ドライブインもあったりします。
さてお取り寄せはともかく現地でモー太郎弁当を注文するとそこから調理開始。すぐには出てこないところは、在庫を抱えないというビジネスモデルでありながらも、出来たてを提供したいとの心意気を感じます。
ファーストフードに小慣れた日々を脇に置いてゆっくりと出来上がりを待ちます。
~10秒後くらい~
はいよっ🍱
HP見返したらたぶん常務
( ゚д゚)ッ?!
なんかたまたま大口注文の分作ってたそうです。
先にくれました。
脇に置いたファーストフードに親しんだ日々に睨まれながらお会計をして車に戻ります。
さてこれがモー太郎弁当のパッケージ。
黒毛和牛って書いてるけど松坂牛ではないのかな?
さすがに松坂牛でこのサイズで1,500円は安すぎか。
裏を見ると確かに五感で感じる駅弁との文言が。
てか触覚は無視なんですね。五感で味わった結果、第六感(心)が現れるとかにしときゃ良かったのに。
電子レンジもOK。
お取り寄せの際は温めなおして食べてくれよな!
パッケージを開けるとリアルな牛の顔が。
めっちゃ食べづらいけどこれは確かに楽しめる!
視覚で感じるクオリティが素晴らしく期待が高まります。
さて中身は、
ぱかっ
[蓋]ヾ( ・∀・)ノ🍱
うーさーぎ追~いし、
かーのや~まぁぁ~~♪
(∑○Д○;)?!
こーぶな~釣~りしかーの~
ばたんっ((;゚Д゚ノ)ノ■
や~まぁぁ~~~~~
Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)
いい音量だな!おいっ!笑
そんで止まんねぇな!!w
↓実際のメロディ
弁当開けてなんかボタン押すもんかと思いきや、開けたら速攻鳴って、問答無用で奏で続ける仕様でした。
これは一人で電車旅してると少し恥ずかしいな。笑
こいつがメロディーの出元。蓋の裏側にくっついてました。
たぶん光を感知して鳴る仕掛けですね。ハイテクです。
メロディは繰り返し再利用できます。
私は持って帰って家の照明近くに置いてましたが、しばらく電気つける度に音が鳴ってヒャッてしてました。
さてここまで視覚・聴覚・触覚で楽しみました。
再び、
ぱかっ
[蓋]ヾ( ・∀・)ノ🍱
うん!出来たてのいい香り!!
匂いで美味しいのが分かる!
上品な牛肉の甘辛いいい香りが車内に漂います。
車内で食べるなよって指摘はいりません!
味は・・・
もちろん、
ウマ━(●゚∀゚●)━ス!!!!
いろいろHP見たら松坂市の黒毛和牛の特徴?なんですかね、
ぜんぜん重たくない牛肉の脂分。むしろあっさり。
ご飯に染みたソースと玉ねぎの上品な甘さ。
うん、これは人気商品だわ。
正直に1,500円は安いって思った。
メロディなくても買ってもいいなこれ。
音楽も味も見た目も香りも心に染みわたる駅弁。
それは”六感で味わう駅弁”と呼んでも差し支えないかもしれない。
2020年10月4日訪問
●駅弁のあら竹
住所:三重県松坂市日野町729-3
営業時間:7:00~21:00
料金:モー太郎弁当 ¥1,500
駐車場:無
参考URL:ホームページ|創業明治28年 駅弁のあら竹