〇個性:★★★☆☆ 吸い込まれそうな神秘の青
〇一言紹介:見るたびに変化する美しい湧き水の泉
水源に恵まれた日本には海に川、湖・・美しい青色の絶景が各地にあります。その中でももしかしたら一番知られていないであろう山形県の丸池様。
『青い池』と検索すると北海道しか出てきませんがそれに負けるとも劣らない絶景。すぐ近くに鳥海山があり、そこからの湧き水100%で作られた泉です。
古くは、その池自体が信仰の対象となり、丸池様と崇められているそうですが近年では地元の人も知らない隠れた絶景として静かに存在しています。
入口はこんな感じ。住所が定かでないので『箕輪(みのわ)鮭孵化場』を目指していくとよいです。奥にある建物が孵卵場ですね。
余談ですがこの孵卵場は秋には鮭が遡上してくるようです。その時期に行くのもありですよ。
この隣を流れている川が牛渡川というのですが、
めちゃんこ綺麗!!!
めちゃんこ綺麗!!!!!
鮭たちも帰ってきたくなるわな。
川の中にある緑色のもふもふはたぶんバイカモですね。清流にしか生息しない準絶滅危惧種、春ごろには水中に花を咲かせる綺麗な植物です。
丸池様へはもう少し歩きます。
山の中にちょっと入ったところかな。そんなに道たくさんあるわけでないので迷うことはないと思います。
もうこれだけで絶景だよなぁ
この時すっごい山ん中入っていくこと覚悟しましたがここまで来たらすぐそこです。
これが丸池様。
ほれ
おぉ
・・・。
思わず息を吞む絶景ってこういうことだな。
オリンパスのカメラで撮っているものの特に強調した機能を使っているわけではございません。肉眼で見ても本当にこの景色が広がります。
なんかどのサイトみてもみんなエメラルドブルーって書いてるんですけど、どっちかていうと宝石のトパーズの青いやつみたいな色ですね。
エメラルド
トパーズ
大きさは直径約20m。水源はすべて湧き水で上流から流れてきているわけではないようです。温度が低すぎて池の中の倒木がなかなか腐らないみたいですね。確かに画像見返すと倒木が保存されているかのように鎮座してました。
うっすら鎮座
信仰の場として大切にされてきたため池の周りの林(社叢)は一切手付かず。原始林とのことで天然記念物として指定されているようです。
ちなみにこれが丸池様をご神体とした神社の本殿。
(ネットからの伝聞ですが)こんなきれいな景色なんで地元の人も知らないのかな~って思ったら、信仰の場所で魚とってもダメな場所だから小さいときに近づいちゃダメって言われて、それを何世代も繰り返しているうちに疎遠になってしまったのかな?
とか思ってみました。
子供の時にきてたら多分飛び込んじゃいますね。私とか。
ちなみに丸池様周辺は時に何もないので観光客もまばらです。
たくさん人が来てごみが捨てられても嫌なので今みたいに観光地観光地してないくらいの管理がちょうどいいですね。
ずっと見てたいけど先行かなきゃ、、
いや・・でもずっと見てたい・・!
あぁ、あうあぅ
って30分くらいうだうだして帰りました。
定期的に鮭の遡上のシーズンに合わせてまた来るか。
2020年9月19日訪問
●丸池様
営業時間:-
駐車場:有(狭い)