●推奨季節:
ざっくり4月末~10月末(冬季は冬眠中)
●ここがおススメ!:
ゼロ距離で見れる大人のヒグマ!
●類似スポット:
のぼりべつクマ牧場(北海道)、富士サファリパーク(静岡県)
●楽しみ方:
見る
サホロリゾート ベア・マウンテンとは?
日本初のヒグマのサファリパーク。強化ガラス1枚を隔てあり得ない近さでヒグマを観察できるヒグマニアには垂涎物のスポット。自然に近い環境で生きる彼らを見て湧いてくる感情は果たして恐怖か愛着か。ちなみに園内は全部♂です。
北海道の真ん中くらいにあるヒグマのサファリパークに行ってきました。
日本で唯一と言っても過言ではない動物の脅威と言えば熊との遭遇。
私は熊の出る地域で暮らした事がないので非常に不謹慎ですがいつか日本最大のヒグマを生で間近でみたいと常々思ってまして、それがとうとう叶いました。
当施設は約15haの広さの中、複数等の♂ヒグマをより野生に近い形で飼育しているそうです。
なんで全部♂かというと、♀だと施設外から♂の野生の熊が施設に近づいてきて近隣住民に危険が及ぶからという理由だそうでした。なるほど。
本日出没中は11頭、たぶん総飼育数も11頭(たぶん)。
常にオールスター出没中🐻
少しわかりづらいなぁと思いましたが、園内の回り方は2パターン。
①熊の手の届かない遊歩道を歩いて上から熊を見る
②奥までバスに乗る、で奥がバスの終点なので遊歩道通って帰る
間近でみたいならバス一択です。
バス乗り場は建物の裏側。多分すぐわかります。
乗ったら乗客は私だけでした。貸し切りかよ。
まぁ平日だったしな。
バスの中には熊情報がたくさん掲示されています。
熊のえさの中に人間が入ってなくてよかったです。
いざっ
私一人しかいないので運転手さんがめちゃフレンドリー、
ゆっくり見たいと思ったのは内緒だ。
第一ヒグマ発見。
15haに11頭。こういうのってだいたい見れないんだよなぁ~って思ってたら園内入って1分くらいでお昼寝ヒグマが見つかりました。
第二ヒグマ。
幸先ええやん!て思ってたら中で飼育員さんが餌で釣って誘導してくれてました。後ろから〇〇(ヒグマの名前?)行きまーすってトランシーバーの声。かわゆす。
こいつは餌を追って池に飛び込んだ。
ちゃんとあげてぇて思いましたが今年は猛暑でヒグマも率先して水に飛び込んでいるそうです。この日も暑かったもんね~
基本的にみんな単独行動で園内で固まっていることは少なそうです。
せかせか動いてることもなく動きものんびりで森のくまさん的なやつらでした。
でも実際に熊さんに出会うのはお断りだな。
見てこの手。
山の中で道脇にこんなの寝てたら人生諦めるよね。
日中のくまさんは寝やすいところで普通に寝てるみたいでもし風下から相手も気づかずに遭遇したらと考えると・・・・真夏でも涼しくなるわ。
やっぱヒグマはサファリパークで見るに限る。
ここが終点、ベアポイント。
ここから遊歩道歩いて帰ります。
ベアポイントではガラス越しにゼロ距離でヒグマと触れ合えます。
如実にサイズが分かります。争えば勝ち目ゼロです。
熊対策に異議がある人は直に平和を呼びかければいいと思います。
でかすぎん?
じゃれられるだけで虫の息だわ。
施設の上から職員さんに水をかけられるヒグマのきゃんた。
ベア・マウンテンの職員さん達は実にヒグマ愛に溢れています。
地元の方でヒグマの恐怖を感じながらも愛せるって素敵ですね。
ヒグマスポットでひとしきりヒグマ情報を詰め込んだら遊歩道を通って帰路につきます。入口まで歩いて15分くらいかな。
この帰り・・というわけではないですが、
実は私北海道の斜里町で野生のヒグマに遭遇したことがあります。
崖の上にいたので対峙したわけではないですが・・
あの時崖にいた黒丸はどんな奴だったんだろうて思って今回ベア・マウンテンに来たわけですが、やはり対峙したと考えると人間の無力さを感じずにはいられませんでしたね。
熊出没ニュースが秋田や北海道で騒がれる昨今ですが、外野の無責任な声に惑わされることなく現地の方にはしっかりと対策をとっていただきたいもんですね。
2023年7月1日訪問
●サホロリゾート ベア・マウンテン
住所:北海道上川郡新得町 狩勝高原
営業時間:9:00~16:00
駐車場:あり
参考URL:
サホロリゾート ベア・マウンテン – 北海道にある日本初のヒグマのサファリパーク。自然に近い環境で野性味あふれるヒグマをご覧ください。