そこにしかない個性。それはオブザイヤー

【絶景と珍景の旅ブログ】仕事の合間に旅をして。忙しいサラリーマンに寄り添う旅人に、そんな風に私はなりたい。オブザイヤーはただの口癖です。

自然との共生を考える ~三毛別ヒグマ事件復元地~

●推奨季節:

通年おっけ

●ここがおススメ!:

日本最大の獣害事件跡地、北海道開拓の歴史と合わせて過去に思いを馳せる

●類似スポット:

苫前町郷土資料館(北海道)

●楽しみ方:

見る

 にほんブログ村 旅行ブログ 珍スポット・B級スポットへ
にほんブログ村

 

 

 

三毛別ヒグマ事件復元地とは?

1915年(大正4年)に起こった被害者10名、日本最大と言われる獣害事件の現場に再現された家屋と巨大ヒグマの模型。北海道開拓における先人達の不屈の開拓精神と偉業を復元した場所。普通にヒグマが出そうな雰囲気で怖い。

 

 

 

 

熊出没のニュースが心なしか増えている昨今、ふと思い立っていつか行きたいと思っていた三毛別ヒグマ事件復元地に行ってきました。

 

向かうはベアロードと名付けられた一本道の終着点。

 

札幌から車で3時間ちょい、人里離れた山奥にあるものかと思ってましたがベアロード沿いにも数軒民家がありました。北海道民は逞しい。

 

 

 

 

 

熊におびえながら向かいましたがこの看板見て見逃している別の恐怖がありやしないか不安になりました。

 

 

 

 

 

 

 

この辺が車で行ける終着点。さすがにこの周りには民家なし、時と場合によっては本当にヒグマと出くわしかねないので辺りを警戒して音の出るもの携帯して進んでください。

 

 

 

 

 

 

ここが復元地、奥に泊っているのは私のレンタカーです。

降りるかどうか数秒葛藤しましたがなんしに来てんと我に返り降りることにしました。

 

 

 

 

車側の視点。熊のオブジェが見えてます。

 

 

 

 

 

 

 

これが復元された事件当時の民家と襲撃する巨大なヒグマ。

 

ヒグマの大きさは誇張されているとは感じましたが、大きいもので体長(※)2m、175㎝の私の目線が柵ちょっと越えるくらい(だった気がする)と考えると、、

 

高さに関してはあり得るかもしれない・・・

 

 

 

※四つん這いの時の胸からお尻まで

 

 

 

 

 

 

家の中はこんな感じ。

 

1915年と言えば第一次世界大戦真っ只中ですがその時代もまだこんな質素な家屋だったんだと意外な感じもします。

 

 

 

 

 

 

 

 

これが事件の概要↓

 

 

 

 

 

ググればすぐ出るので詳細は割愛しますが、口に出すのも憚られる凄惨な出来事。要するに同一の個体によって数日にわたって周辺住民が襲われ7名の死者が出た事件です。

 

自然と共生するという事は時にその脅威にさらされるという事、その脅威に屈せずに開拓を進めた先人達の偉業に改めて敬意を示したいと思う。

 

 

 

 

 

 

跡地のざっくり全体図。

ゆっくり見ても30分かからないくらいコンパクトです。

 

 

 

 

 

入口にあるんだけど地味にこの像怖いと思うんだよね。

サイコパスっぽいし。

 

 

 

 

 

 

熊の爪痕(リアル・・?)

 

 

 

 

 

これはさすがにただの穴だと思いたい。が、熊生息地の山中の大きめの穴はまじで熊が奥で寝ている可能性があるので絶対に覗かないと心に誓いたい。

 

 

ここは一応覗いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

この巨大熊超絶怖いですが、実は下半身が残念なことに。

現場で見る楽しみを奪われたくない方はスクロールすべからず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんか柵が不自然だなって思ったんだよな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 2023年6月30日訪問

 

  

にほんブログ村 旅行ブログ 珍スポット・B級スポットへ
にほんブログ村

 
三毛別ヒグマ事件復元地

住所:北海道苫前郡苫前町三渓

営業時間:-(夜中は危険なので行くべからず)

駐車場:1、2台止めるスペースはあり

参考URL: 

三毛別羆事件復元地 | 商工労働観光課 | 北海道苫前町