●推奨季節:
通年おっけ
※車必須の場所なので冬季以外が無難かも。
●ここがおススメ!:
柴犬の歴史に思いを馳せる
●類似スポット:
秋田犬の里(秋田県)他
●楽しみ方:
見る
柴犬の祖 石号記念館とは?
別名、柴犬の聖地。世界中で愛される柴犬のほとんどが島根県益田市で飼育されていた石州犬、”石号”(わんこの名前)にたどり着くそう。空き家となった石号の生家が柴犬のルーツを今に伝える記念館として開放されています。
みなさん柴犬はお好きですか?
生粋のもふりすとである私から柴犬に関するお知らせです。
全ての柴犬愛好者は島根県へ行け。
話はそこからだ。
行ってきた?
柴犬というのは公益社団法人 日本犬保存会によると6種類ある日本犬の一種で小型のものを言うそうです。(より詳細にはこちら。)
開国以来洋犬の人気や交雑の進行、伝染病などで実は危機にさらされていた柴犬。愛好家たちが懸命に柴犬の保存のため奔走するわけですが、その中で今に続く子孫を多く残すことになったのが今回主役の石号。
世界中に柴犬は約60万頭いると言われているようですがほとんどの柴犬の父親系統は石号にたどり着くとされています。つまり石号は柴犬の祖、島根県は柴犬の聖地。
明確なデータが残ってるわけではなさそうですが、石号とその子孫で再興の祖とされるアカ(子)、中(ひ孫)が日本犬としての姿形の形質、病気に対する遺伝的な耐性が”優秀”だったのだろうと個人的に理解しています。
生家はけっこうな山中に。
私が訪れた時は他の観光客は皆無、のんびりと散策できますよ。
立派なおうち、家の前にある白い石像が石号。
ピンとした背筋、丸まった尾、丸見えのけつ穴、なんて立派な柴犬なんだ。
ぷりっと
これが入り口。
家周辺もキレイに掃除されてました。
記念館といっても一部屋あるだけでコンパクトに石州犬(柴犬の一種)の情報が掲示されています。夏場はけっこう暑そうだな。
これが柴犬の祖にして柴犬神(しばいぬしん)。もちろん石号にも親犬がいますが資料がきっちりと残ってないとの事で石号が柴犬神というわけです。
ざっくり系統図と石号に次ぐ柴犬神、アカ。
白黒でも写真が残ってるのがいいですね。
これは特に関係のない柴犬。かわいい。
こちらは石号の飼い主。
石号はこの地で柴犬愛好家にその資質を見出され東京へ繰り出します。
生家を離れ、遠い地で過ごすことが石号にとってどうだったかは何とも言えませんが、、そのおかげで今の柴犬の繁栄があると思うと現代に生きる我々もふりすとは感謝し、今日も愛を込めてモフらせていただくのが正しい道ではないでしょうか。
石号は今は種犬としての役割を終え、故郷で元気に走り回っていることでしょうね。
あー、もふもふしたい。
2022年10月21日訪問
●柴犬の祖 石号記念館
営業時間:-
駐車場:有
参考URL: 柴犬の聖地「石号の里」 | 島根県益田市観光公式サイト