=====================
2019年7月12日:
宮崎空港→青島神社(車:30分)→鵜戸神宮(車:30分)→都井岬(車:1時間半)→鹿屋市(車:1時間半)
2019年7月13日:
鹿屋市→坂元醸造所黒酢情報館(車:1時間)→長命ヘルシン醸造所(車:30分)→戦史館(車:5分)→溝の口洞穴(車:1時間)→関之尾滝(車:10分)→宮崎市(車:1時間)
2019年7月14日:
〇移動手段:レンタカー
〇費用:レンタカー代9,760円、食事1,000円/回×8、ガソリン代約5,000円、都井岬入場料500円、都井岬ビジターセンター310円、戦史館500円、ネットカフェ2泊約4,000円 合計で約28,070円(+遠方の方は飛行機代)
〇個性:★★★★☆ 太平洋の絶景と奇岩日美!
〇一言紹介:断崖の中腹にある珍しい″下り宮”の絶景神社です。
=====================
いや~まいったまいった。喘息になりかけたぜ。クーラーに当たり過ぎは注意だ。
青島神社の肉巻きおにぎりが頭の中でループする中、次に訪れたのは鵜戸(うど)神宮。
宮崎県って天孫降臨(天照大神の孫が降り立ったこと)の舞台であるだけに伝説含む日本の歴史上重要な場所がたくさんあります。
こちらの鵜戸神社の御祭神は”ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと”。
漢字は変換されないのでもう知らない
たぶんご存知の方はほとんどいないと思いますが、この御祭神様、日本建国の祖で初代天皇である神武天皇の父親です。(さらにその父親が青島神社で出てきた山幸彦ですね。)
神武天皇は宮崎出身だったんですね。その後、東征を進めて奈良県橿原の地で日本国を建国します。
細かい伝説は置いといて、こちらの鵜戸神宮は日向海岸の断崖絶壁に本殿を構えます。扉画像にもある真っ青な空と海に映える生命力あふれる真っ赤な建築は日本神話を知らなくてもその威厳と歴史を感じられる絶景スポット。
平成29年には宮崎県で戦後初めて"鵜戸"が国の名勝に指定されました。
もっと早く指定されててもおかしく無いのになぁ
車をどこに停めるのが正解かいまいちよく分かりませんが地元の人に案内された鵜戸神宮バス停と言うところに大きな駐車場があるのでそちらに停めました。ここから10分ほどあるいて鵜戸さんへ向かいます。
夏場だと割とハードな道です。ていうか単純に暑いです。
やるなっ南国宮崎っ!
見えてきました。
おちちあめ
後ほど意味は分かりましたがおちちあめっての見てB級感溢れてたらどうしようってちょっとワクワクしました。
ざっとした見取り図です。良くこんなところに神社造ったなぁて感心しました。
鳥居をくぐってぐんぐん歩いていくと森を抜け、青と赤の絶景が広がりだします。
青い空が気持ちいいねぇー!
平日ですけど結構観光客の方いらしてましたね。
今ちょうど塗りなおした時期なのか分かりませんが門とかけっこうピカピカで重厚感とか長い歴史はあんまり感じなかったのが少し残念です。
ただその代りに鮮やかで空と相まってとても爽やかな風景が広がっていたのでこれはこれで感動する絶景ですね。
ちょっと道をそれると稲荷神社も勧請(分霊を他の地に祀る事)されてました。
ぐんぐん進むぞ
この橋を渡ると海がきれいに見えだします。
絶景愛好家にはたまらない風景が広がりますね。(;゚∀゚)=3ハァハァ
ちなみに鵜戸神宮では御祭神の名の"鵜"が"兎"と発音が同じ?事から兎を神の使いとして崇めているため兎像がたくさんあります。稲荷神社でいうところの狐みたいな感じですね。
色んな企業が奉納しています。
金よりニンジンくれ
小銭を置きたがるのって日本人の特性なんでしょうか。
さて横を見ると・・・
海がとってもきれいっ
わーい(∩´∀`)∩
下るぜっ!!
実はこの時初めて知ったんですけど階段を下る形で本殿がある神社って全国的にかなり珍しいそうです。三大下り神社があるんですけど、ほぼこのみっつだけじゃないかと言われてるんですって。
確かに今まで見た事ないなぁ。
こういう形式の神社を下り宮て呼ぶそうですね。
また一つ旅を通して賢くなってしまった(ΦωΦ)
玉垣の端っこには岸壁にあるだけあって、おそらくは波の浸食で出来たであろう奇岩がたくさんあります。
鵜戸神宮はもう一つ珍しい特徴があって、そのご本殿が洞窟内にあります。
真正面から写真撮りたいけど岩の壁が迫っているので無理ぽです。
美しい・・
兄の釣り針を失くして途方に暮れていた山幸彦の釣り針探しを手伝った豊玉姫命は後に山幸彦との間に御祭神である『ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと』を身ごもります。あぁ長げぇ
海の神である豊玉姫命は海原で子供を産むわけにもいかずこの鵜戸の地にやってきてこの霊窟に産殿を造ったとの伝説があるそうです。
神社入口で絶賛発売中のおちちあめとはその流れで名物になったようですね。鵜戸神宮は安産や育児において厚い信仰を受けています。
洞窟内では本殿を中心にぐるっと歩いて回れます。
やましい気持ちはかけらもないですがやっぱり一人で飲む勇気が出ずお賽銭だけ入れてきました。というかカップルがきて目が合ってしまったのでそそくさっと逃げましたね。人見知りだからね。
神話の世界だけで通じるカオスな話ですが御祭神のために母である豊玉姫命が自らの乳房を岩にくっつけていったそうです。神様ってなんでもありやな。
でも・・ん、まぁ見ていくか。
やましい気持ちはないよ
この足跡マークに足を揃えると良いそうです。
足を揃えて、、( ●ω●)
いざっ( ◎ω◎)!!
わからんっっww
良くわかんないけどどこかにおっぱいあるそうです。
昔の人の想像力の逞しさに脱帽。
このお乳岩から滴る水を浸かって作ったのがおちちあめだそうです。
縁結びとか育児の信仰の地だけあってカップルがとても多かったですね。
羨ましいなんて思ってませんよ。
●鵜戸神宮
住所:宮崎県日南市大字宮浦3232
時間:-
参考URL:鵜戸神宮 | 宮崎県日南海岸にある、運玉投げやシャンシャン馬で有名な神社