〇個性:★★★☆☆ 吹き抜けパイプが珍しいパワースポット
〇一言紹介:山奥にひっそりと広がる厳かな洞窟です。
たぶん知名度激低いと思いますけど、全国各地の洞窟見て歩いてる私から見てもいい雰囲気な洞窟だったので空き時間出来たら、ていうか時間作ってさくっと見に行って欲しい。
木々の迫る舗装された、一部ぼっこぼこの道を進んでいくとトイレが急に現れます。車で行けるのはここまで!
とはいっても洞窟はすぐ、歩き出そう!
すぐ現れる鳥居
どんな山奥でも鳥居が現れると何かがいるように感じるのは日本人だからでしょうか。当時はぽつぽつ雨降っていたのですが雨音以外は何にも聞こえない不思議な感じのする場所でした。
洞窟まで歩いて2分くらいかな。
ここは溝の口洞窟。近くの姶良(あいら)カルデラから噴出した火砕流が数万年前に固まって出来たそうです。縄文人が住んでいた痕跡も残っているそうな。
ここに至るまで周りに集落や町はありませんでしたが田んぼはあったので比較的近くに人は住んでいるんだろうなって思います。
洞窟前にはきれいな水が流れていました。
何気ない田舎の小川見て日本て水の国だなぁってつくづく思います。
全国的にも大規模な洞窟だそうです。実際行くと画像で見るより大きく感じられました。
中から撮った画像ですけど普通のビニール傘より一回り小さい折り畳みと比較
初めに出てきた鳥居がきれいな事に気づいた鋭い方もいるかと思います。
毎年4/8のお釈迦様の誕生日に近い日曜日にはこの辺りの郷土文化の『奴踊り』が開催されるそうで定期的に整備されているようですね。
入口の観音様に一礼して早速洞窟へinしたいと思います。
なんと懐中電灯完備の親切設計!ここは観光地なのです。
誰もいなかったので二刀流で入ってみました。
薄暗い中で赤い文字出てくると『ひぃッ』てなりますよね。他にもばかでっけぇゲジゲジやこちらを狙ってうずうずしてそうなコウモリがいっぱい居ました。
この洞窟の特徴の一つがこれですね。吹き抜けパイプと呼ばれる堆積した火砕流に含まれていた火山ガスが噴き出してできた穴だそうです。
この洞窟に307個確認されているそうですが多数綺麗な状態で観察できるのは極めて珍しい事なんだそうです。ほぇ~って眺めてました。
1,2分歩くと立ち入り禁止の札が。
行き止まりという訳ではなくてこの先もずっと続いてましたが崩落の危険があって探索はここまで。懐中電灯で照らしても奥まで見え切らない暗闇が続いていたのでこちらを見つめてくるコウモリと相まってゾクッとしました。
昔はこの洞窟に犬が入り込んだら高千穂から出てきたという伝説があるくらいなので中は結構地底へと続いているのやもしれません。
(高千穂って結構遠いです。どうやって出てきたか確認したのかは内緒だ。察しろ)
電気を消して振り返る。光があるって素敵。光に向かって進むのが良い人生だってカイジが昔言ってましたね。
もう少し・・
洞窟から抜け出した探検隊ごっこ。30秒足らずで終了
う~ん、外から見るより中から鳥居を見る方が絶景だな。笑
観音様にお賽銭納めて次の目的地へ向かいます。
2019年7月13日訪問
●溝の口洞穴
時間:-(夜はたぶん怖いよ)
参考URL:溝ノ口洞穴|観光スポット|鹿児島県観光サイト/かごしまの旅