●推奨季節:
通年
●ここがおススメ!:
大きな動物に近づけるわくわく感と流れゆく島時間
●類似スポット:
与那国馬とは?
北海道和種、木曽馬、野間馬、対州馬、御崎馬、トカラ馬、宮古馬と合わせて日本に残る在来馬の一つ。小さな体と頑丈な蹄、そして人が近づいても受け入れてくれる優しい心が特徴。らしい。あとほとんど茶色の毛並み。実際に見て個人的に珍しいなと思ったのは割と大人の馬でも横になっている奴がちらほらいる事。(横になると体内にたまったガスが排出できないからだいたい立ったまま寝る馬が多い)
与那国島の東西の端っこはそれぞれ東崎と西崎と言います。読み方は順に”あがりざき”と”いりざき”、太陽が上がってくる方向と沈む(入る)方向という感じです。
西崎には日本最西端の碑があって東崎には強風吹きすさぶ絶壁と与那国馬がいます。
東崎の他に馬は上の図の赤丸のところ(+数か所の牧場)に群れを成しています。交通事故が起きたりしないように各エリアにはテキサスゲートっていう馬が外に出れない溝みたいなのがあってそれで管理しているようですね。
テキサスゲート↓、歩きで行くと気持ち危ない
西崎から東崎まで車で20分くらい。
焦らずゆっくりのんびり向かっていきましょう。
大きい駐車場あるのでそこ停めていきます。
割と灯台まで距離があります。雨降らないよね。天気よちょっとだけもってくれ。
そんな祈りをすることもなく淡々と歩みを始めます。
なぜならもうすでに降っているから。
晴れたら絶対やっばい絶景。
なんなら曇天でもいい。明らかにそれがわかるから悔しい。
気持ち日が差した!やった!
はっ、馬だ!馬がいる!
かわいいねぇ~
見渡す限りの草原と馬とあと海。
いつか都井岬で草原に座り込んで馬と共に半日過ごした日の事を思い出した。
あの時は草原の中で自然と一体になってただ流れる時間を楽しんだ。時には寝転んで馬と目線を合わせたり。今回も雨は聞いてなかったけどそんな時間になる事を想像しながら東崎にたどり着いたはずだった。
でも私は自然と一体になれないまま馬の写真を撮っていた。
なんなら強風でまっすぐ立っていることもままならないココから一旦逃げ出そうとすら考えていた。
なぜなら、
どないしたんや?
足の踏み場もないくらい辺りが馬糞まみれだったから。
ささいな事や
そう、なんなら道路の上にもなんでこんな土あるんやろって思ってたけどあれは乾燥してちりぢりになった馬糞だったんだ。
踏むまいと思ってずっと足元見てたから灯台に着くまでそこに馬がいることに全く気付かなかったよ。
草原:馬糞=8:2は言い過ぎだろうか。
東崎に行くときはサンダルで行くのは危険だとここに警鐘を鳴らしておこう。
ちなみに匂いはほぼない。踏まなければ土と一緒です。
こちらは島の南西部、言っても仕方ありませんが晴れたら半端ない絶景ですし、曇天でもいい景色です。
こっちは断崖絶壁ではないので馬と海のマリアージュを楽しめます。
海岸はこんな感じ、サンゴ?かな裸足で行くと足はズタボロ。サンダルで行った私の足もまぁまぁ悲惨なことになってました。←
馬の蹄は強い。
こっちは駐車場がないんですけど道幅がだいぶ大きいので少し路駐させてもらってゆっくりと写真撮らせてもらいました。
絶対晴れてる時にもっかい来よう。
あとちゃんと靴はいてこよう。
また一つ旅の心得を習得したような気がします。
その場を後にしようとすると最後に馬たちが粋な計らい?で与那国名物、馬渋滞を見せてくれました。
ありがとう、馬。また来るよ、馬。
目の前で馬💩落とされたけど、思い出はしっかりと胸に刻み込んだよ。
サンダルで行くなよ。
2025年4月26日訪問
●東崎展望台
営業時間:-
駐車場:あり
参考URL:与那国観光WEB » 東崎(あがりざき)