そこにしかない個性。それはオブザイヤー

【絶景と珍景の旅ブログ】仕事の合間に旅をして。忙しいサラリーマンに寄り添う旅人に、そんな風に私はなりたい。オブザイヤーはただの口癖です。

神話と共に生まれ、神話と共に生きる ~絵島~

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2019年1月4日

洲本市絵島(車:40分)→世界平和大観音(車:15分)→先山千光寺・岩戸神社(車:40分)洲本市

2019年1月5日

洲本市屋島寺(車:2時間)→女木島(車・フェリー:50分)→桃太郎神社(車:20分)→食事処こめや(車:30分)→ゆるぎ岩(車:10分)ゴールドタワー(車:10分)→洲本市

2019年1月6日

洲本市灘黒岩水仙郷(車:40分)→ナゾのパライダイス(車:20分)洲本市

〇移動手段:車・フェリー

〇費用:レンタカー15,000円(ガソリン代込)、高速代往復2,000円(鳴門大橋のみ)、女木島フェリー740円、女木島にて(洞窟・バス)1,000円、食事3,000円(実家での分はノーカウント)、水仙郷500円、謎のパラダイス500円 合計で約24,740円

〇個性:★★★★★ 独特の地形と景勝はまさに神話の世界!

一言紹介:日本国最初の国土ともいわれる県指定文化財

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ちょいちょいアピールしてますが私は瀬戸内淡路島育ちの島っ子です。

今は東京の社畜

 

年末の混沌とした業務を乗り切るとだいたい帰省します。今年はレンタカー借りて淡路島と香川県ぶらっと旅してきました。

 

 

 

 

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風光明媚だにょ

 

 

 

国生み神話というものをご存知でしょうか?ちなみに私は島外の人で知っている人を未だに見かけたことありません。会社でよくばかにされてます。

 

古事記という712年ごろに太安万侶(おおのやすまろ)という役人が編纂したという日本最古の歴史書があります。こちらは大体の人が一度は聞いた事ありますね。

 

古事記は上中下の3部構成、その上巻の冒頭部に記されているのが″国生み神話”なのだ。内容は多岐にわたりますが大切なところだけお伝えします。

 

 

日本創生の神、伊邪那岐神伊邪那岐命は何もない海原に降り立ちまだ形なく漂っていた日本国土を天の橋より矛でかき回し、その矛より落ちた雫が固まって出来た自凝島で婚姻を結び日本国を創り上げていったのである。ー

 

 

 

 

その自凝島こそが現在の淡路島。

 

 

 

そう淡路島とは島国日本で最初にできた島!!

 

 

 

 

詰まるところところ日本の長!!!

 

 

 

神話の中心地!!

 

バチカン市国みたいな神聖な島なのだ!!!!!!

うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ

 

 

 

 

 

 

何言ってんだと思ってると思いますけど、

淡路島島民もたぶんみんな何言ってんだと思ってます。

ちなみに伊弉諾伊弉冉の関係は悲しい感じで終わり(?)ます。

 

 

 

↓なんか変なサイト見つけたから興味持ってくれたらぜひ見て欲しい。

淡路島日本遺産 | 古代の国家を支えた海人の営み

 

 

 

 

前置きが長くなりましたが結構広い淡路島の中でも国生み神話の舞台となった場所の最有力地が冒頭の"絵島"なのです。

諸説あるそうです。こういうくだらない議論大好きです。

ちなみに伊弉諾神社・絵島は島北にありますが自凝神社は島南にあります。

 

 

 

 

 

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空が真っ青だね。

 

 

島の中心地の洲本市でレンタカーを借りたので絵島まで島を北上していきます。写真みたいな海沿いをずっと走っていく感じでなかなか楽しいドライブです。

 

 

 

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絵島は岩屋港のすぐ近く。近くの駐車場に車を泊めてGoしましょう。

ちなみに明石海峡大橋が出来上がるまではここから本土にフェリーで渡ってました。

懐かしいなぁ。小さすぎてほとんど覚えてないのは内緒だ。

 

 

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こ、こんな怪しい階段上っていたのか・・?

 

 

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これは岩屋港

 

 

 

 

階段降りて駐車場を出たら絵島はすぐそこ。

 

神話さておき、島と言いながらも絵島と淡路島はもともと陸続きだったものが波の浸食等で分れただけなので淡路島の目と鼻の先にあります。

 

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時間がたつことに晴れ渡る空。そう私は晴れ男。

 

 

 

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記念物なのだっ

 

 

絵島は昔からその美しさからよく和歌にも詠まれていたそうです。

 

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え?同じものじゃないかって。・・・。心の目で御覧なさい。

 

 

 

 

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パシャリっ

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雲が月っぽい!

 

 

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明石海峡大橋をバックにパシャりんこ

 

 

快晴ってのもあるんでしょうけど本当にきれいですね。

写真撮りに来ている人たくさんいてちょっと嬉しかったです。

 

地元なのに四半世紀くらい生きてきて今まで知らなかったのはもったいないなぁ~と思いながらも今知れてラッキーって思いました。

年々ポジティブになってきている気がします。

 

 

 

 

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周りは漁港です。もう天気がいいから何撮っても絶景ですね。

 

 

 

鋭い方はお気づきでしょうがこの絵島の島頂には鳥居と社があります。

お気づきだろうか。

 

 

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ほれ

 

 

これは松王丸という平清盛に可愛がられた武将の子を弔った社。

 

12世紀ごろ日本の権力の頂点に立った平清盛が兵庫の地に都を移した後、宋(中国)と貿易する拠点を作ろうとするも自然の力で上手く行かず、自然(≒神)をなだめるために松王丸を人柱をして海に沈めたのだとか。

 

詳細はこちらだ。

 

 

ちなみに本当は30人を沈めろと陰陽師が行ったそうですが見かねた松王丸が自分一人だけ沈めてくれと言ったそうです。大変な時代やね。

 

松王丸の生前2人はよく絵島から上がる月を眺めていたそうです。確かに絵島と月の組み合わせは絶景な気がしますね。次は夜に来ます。 

 

 

 

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これだけ美しいと渡って絵島にinしたいってのが人情ってやつですね。

淡路島と絵島は簡単な橋でつながっています。ぜひinしてやりたいと思います。

 

 

 

 

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うん・・・

 

 

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まぁわかってたよ。

 

 

 

 

なんで立ち入り禁止にしちゃうの?

委員会さん来たよ?

 

 

ネットだと立ち入った感じの画像出てくるので入れるタイミングとかあるのだろうか。なんにせよこの日は立ち入りを断念しました。

 

 

が、網越しにさくっと画像撮ってきました。

絵島が神話の地と言われるもう一つの理由がこの独特の地質です。

 

 

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ね、珍しい感じでしょ?

 

 

 

これは岩の裂け目から鉄分が湧き出して固まったものなんだそうです。

地学的に的にも貴重な島なんですよ。

 

 

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神戸の街をバックにパシャリ

 

 

 

 ちなみに島の中にはなぜかベンチがあります。

 

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ベンチがあるなら立ち入りOKにして欲しいと思いましたが天気がいいので許してやることにします。

 

 

 

 

 

 

●絵島

所:兵庫県淡路市岩屋884−4

営業時間:―

 

 

 

 

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