そこにしかない個性。それはオブザイヤー

【絶景と珍景の旅ブログ】仕事の合間に旅をして。忙しいサラリーマンに寄り添う旅人に、そんな風に私はなりたい。オブザイヤーはただの口癖です。

浦島太郎の晩年は・・長野!! ~寝覚の床~

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〇個性:★★★☆☆ 浦島太郎が居た?!

一言紹介:巨石立ち並ぶ木曽川景勝地です。

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上松町観光サイトより

 

 

内陸県、長野県。岐阜県との境、木曽郡上松町って町があるのですがそこの公式キャラクターは『太郎ちゃん』。見た目の通り浦島太郎から来ています。

 

どっちかと言うと海のイメージのある浦島太郎ですが、なんと晩年は長野県の山奥で過ごしていたそうです。

 

 

 

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日本全国旅していると浦島太郎伝説の舞台は色々見つかります。鹿児島県の長崎鼻とか香川県・神奈川県の浦島太郎の墓とか。

 

でもさすがに内陸県で見つけたのは初めてかな。おいおぃ~(笑)って思ってましたがそれっぽい伝説が残っていて興味をそそられてしまいました。

 

 

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どんな顔して亀に顔ハメたらいいんだ・・

 

 

 

竜宮城から帰った浦島太郎ですが、ずいぶんと時が経ってしまった地元にはもはや知り合いがおらず、故郷を離れ諸国を旅する事にな。ある時、木曽川の景色の美しい所にたどり着き、釣りを楽しみ暮らしていたところ竜宮で暮らした日々を懐かしく思い、お土産にもらった玉手箱を開けてしまいます。

 

一気に300歳も更けてしまった太郎。今までの事はすべて夢であったかのように寝覚め、開けた場所の岩は床の様であったという事から以来、この地を寝覚めの床と呼ぶようになったそうです。

なんということずら

 

 

 

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何回聞いても悲しいお話。乙姫許すまじ。

 

いかにも観光用に作られた伝説っぽいですが、実際に江戸時代に書かれた『木曾路紀行』などでは地元で浦島伝説を聞いたと言及があってロマンをそそられる伝説が今もなお語り継がれていますよ。

 

 

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お土産屋さんの寝覚め亭では奥にテラスがあって寝覚の床を一望できます。

絶景トイレは女性専用。男子は外から眺めるだけです。悪しからず。

 

 

 

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絶景!

 

 

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惜しげもなく出すと上から見た寝覚めの床はこんな感じ。

 

清流・・!っていうよりかエメラルドグリーンの木曽川流域一帯に巨石が集まっている場所があってそのあたり一帯を寝覚めの床と言います。

 

 

 

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よーし蕎麦いなりを食して床までくだるぞぉぉぉぉぉ

300円くらいでした。

 

 

 

 

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入口ちょっと分かりづらいですがセブンイレブンの看板に向かって左奥にあります。

 

 

 

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これが入口ね。対岸にもあるみたいです。

臨川寺の敷地内を通らせていただくので通行量的な感じで200円お支払いしますよ。

 

 

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親切な事にこのお寺ロッカーがあります。

 

いつも通り私は荷物全部持って気合と根性で下りましたが、結構ハードな道のりになるので体力に自信のない方はここで荷物を預けるが吉!

 

下には特に自販機もないのでカメラとタオル以外要りません。

 

 

 

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亀の家・・・(; ・`д・´)

 

 

 

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こんな山の中で海亀の存在を知ってた昔の民はどのくらいいたのだろう。。

 

これは後世の悪ふざけだな。笑

ネットで見てたのよりなんか子亀が増えてました。

 

 

 

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まっすぐ立つと転げ落ちそうななかなかの傾斜の下り道。

さっきのんきに上から覗いてましたけど、あれを今下ってると思ったら、、

 

そりゃ大変だ。笑

上がってくるおばちゃん足プルプルしてました。

 

 

 

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次第に穏やかな道に。

 

 

 

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おお、きれいだっ!

 

 

 

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到着。

 

 

 

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真ん中あたりに浦島太郎を祀った浦島堂があります。その周辺の巨石には名前がついているのでどれがどれか見比べながらお散歩すると良し。

 

 

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とりあえずは浦島堂目指して進むのが正解かな。

足元が岩々してるので注意しながら進むべし。

 

めっちゃ体幹鍛えられる。笑

 

 

 

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この辺りの巨石はだいたい花崗岩

 

あんまり私も地学詳しくないですけど、岩の割れ方が花崗岩特有で長い年月をかけて大きな箱を敷き詰めたような造形になったそうです。

 

 

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細かい事はさておき、白い岩石にエメラルドグリーンの川の流れが良く映える絶景。

 

見ているだけで気持ちよき。良き良き。

 

 

 

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寝覚の床の中では一番高い所にある浦島堂。

 

この辺で玉手箱開けたんだろうな。捉えようによっては日本屈指の悲劇が起こった場所です。いや、よらなくても悲劇の場所ですね。

 

 

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松ぼっくりがお好みでしょうか・・(笑)

この時はお堂開いてませんでしたが中には浮き輪とか置いてるみたいです。

 

 

 

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カップルが楽しそう。←

 

寝覚の床は床って言うくらいなので平らな岩がたくさんあってお昼寝欲がそそられます。特に天気のいい日は、絶景そっちのけで花崗岩のベッドに誘われますよね。

 

 

 

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ここだけの話ですが、それなりに観光客いますけど浦島堂にたどり着いたらみんな回れ右で引き返しますが浦島堂の後ろにも花崗岩のベッドは続きます。

 

 

 

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ちょっと岩を下って川に足がつけられるところに死角が。(゚∀゚)

実に素晴らしいお昼寝スポット発見。今日はいいお天気。

 

 

バイクの疲れを癒すために小一時間シエスタかましておきました。

寝心地は・・まぁぼちぼちです。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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余談ですが、臨川寺内に宝物殿があって帰りに寄ってきました。

 

 

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昔使っていた農具とかなぜか剥製とかあるわけですが、

 

 

 

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浦島太郎の釣り竿があります。笑

 

 

 

 

本物かさておき立派な竹竿ですね。

 

後ろのタイマイの剥製のせいでどうしても胡散臭く見えるのは内緒にしておこう。

 

 




 

2020年8月10日訪問

 

 

 

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●寝覚の床

住所:長野県木曽郡上松町大字上松1704

時間:-(暗いと危ないよ)

料金:200円

駐車場:有

参考URL:寝覚の床 – 上松町観光サイト