〇個性:★★★★☆ 実は現存する最古の水族館
〇一言紹介:淡水から海水魚まで富山のお魚が見られるローカル水族館です。
ホタルイカ見るならこっち↓
地元の方でないとあまりイメージないと思いますが日本最古の水族館は富山県にある魚津水族館。2度ほど建て替えが行われているもののなんと1913年創業。(他に古いのは鳥羽水族館1955年、須磨水族館1957年、鴨川シーワールド1970年とか)
ただ古いだけでなく富山湾(≒日本海)特有の魚介あり、世界的に珍しいおさかなショーありと見応えのある素敵な水族館です。アシカやイルカショーに飽きてしまったあなた、おさかなショーもお忘れなく!
現在の建物は1981年に完成した3代目。ローカル水族館としては少し大きめかな~って感じです。
入口にはイトウとチョウザメが悠々と泳いでいました。
富山との関係はたぶんなっしんぐです。_(:3 」∠)_
ちょっと階段を上がったところに入口があります。
左側のほたるいかと右側はたぶんマツカサウオですね。
あまり主役感のないマツカサ君ですが暗闇で発光する特殊能力を秘めています。その光る性質を世界で初めて発見したのでここ魚津水族館だそうですよ。
なんでも停電時にたまたま職員が見つけたんだとか。魚津水族館ではマツカサ君は主役の一人です。ほんまかいな
館内入ってまず目にするのが淡水魚コーナーですね。
いきなり淡水魚?って思いましたが富山はサケの遡上も見られる豊かな河川がある県。立山連峰の豊かな雪解け水が数多くの淡水魚たちを育みます。
でっかいカジカ。水中の小生物の気持ちになってみるととんでもねぇバケモンだなって思ったので人間に生まれて良かったなって思いました。
淡水魚コーナーは割とあっさり終わってすぐに富山湾のお魚コーナーになります。
アジってどこにだっているんだなって思う。
個人的な事で恐縮ですが舌平目が動いてるとこ初めて見ました。たぶん富山の名産ではないと思いますけど。
一般的なお魚も展示していますがやはり見どころは富山湾大水槽ゾーン。回遊魚であるブリが大きな水槽の中を目まぐるしいスピードで泳ぐ姿はなかなかの迫力です。
早すぎてブレます。
ブリブリ~
富山県民のブリに対する思いの強さよ。
ブリの漁獲量は実は千葉県が一番多く富山の漁獲量の10倍くらいあるのですが消費量は富山・石川が圧倒的ツートップ。
北陸のブリ、特に北海道から南下してくるブリは脂が最高に乗っていて美味しいのを北陸の方はよくご存じなのだ。お歳暮にも出世魚で縁起の良いブリを贈る文化があるそうです。
ブリは出世魚
もちろんブリだけでなくげんげや紅ズワイガニなどのざ・北陸って感じのお魚も展示されています。
妖しく揺らめく深海魚たち
今の今までこのゼラチン達がげんげと思ってましたがこの子達はザラビクニンていう名前だそうです。
『わーげんげだ~(・∀・)』ってこれだけ撮って満足してたので本物のげんげが写真に残ってないのは内緒だ。
絶対美味しいやつ
ほっけは常に開いているわけではない
ちなみにこのエビ分かりますか?
なんか見覚えあるな~って人も多いと思います。
勘のいい人は甘えびって答えるでしょうね。
( ' ^'c彡☆))Д´)
愚か者め
ホッコクアカエビだろうが。
ちゃんと名前は覚えなきゃダメだよ。
私?知ってるわけないじゃん。←
・・・。
,;'.・(゚ε゚(O三(>_<`)o
めんご
さて個人的に一番感動したエリアがあってそれが冒頭でも言及したこちら、おさかなショーです。
がんばりやのガッキー、マイペースのうーちゃん・・
どんな茶番が繰り広げられるのやら( ´ω` )ヤレヤレ
って遠目で成り行きを見守ってたんですが、
輪登場
え・・くぐ、、る?
くぐった!!(゚Д゚;)
5個あるで・・・
はわわわわ・・(゚Д゚;)(゚Д゚;)
くぐった!!!(゚Д゚;)(゚Д゚;)(゚Д゚;)
ばかにして誠に申し訳ありませんでした!!
成功したらきっちりご褒美上げてました。魚の習性を利用しているとの事ですがそれだけじゃない感じがプンプンします。
こちらのショーは世界的にもかなり珍しいようですよ。
おさかなショーは全部で3種類あります。
ガッキーたちの雄姿はぜひ現場で見てあげてください。
もっと有名になってもいいと思うクオリティでした。
水族館の上階から改めて眺めたら魚津水族館周りはアトラクションいっぱい。地元では人気の休日に家族で出かける系スポットなんでしょうかね。
そう言えば富山のおさかな水族館なのにホタルイカがいなかったです。近くのホタルイカミュージアムとの兼ね合いの大人の事情なのでしょうか。
わてならおまっせ
出口付近に脈絡なく居た紋甲イカに少しジワりました。
2020年3月1日訪問
入館料:大人750円、小中学生410円
時間:9:00~17:00 ※12/29~1/1は休館日
参考URL:魚津水族館