○スタート場所:明石市
○移動手段:車・バイク
○所要時間:9時間ほど(+帰路)
○予算:600円ほど(+朝昼食、レンタカー、ガソリン代)
○推奨時期:3月中旬~11月(山道が凍らない季節ならおけ)
ちょっと詰め込み過ぎなのでこのプランはご飯に重きを置かない人、ドライブが好きな人向けかなぁ・・
夏って事でぜひ妖怪スポット巡って欲しいなってのと、竹田城は一回くらい見て欲しいなって気持ちで昔巡った道中まとめました。雲海の竹田城もいいので姫路からこの記事を逆巡りで行って、丹波篠山に泊まって朝イチ竹田城行くのも良きですね。
竹田城周りにめぼしい所ないのが悩みどころだな。
情報モトム('ω')
①生石神社
★明石市9:00→(車・バイク)→生石神社9:40
★一言紹介:巨大な石が浮いてる神社。
★所要時間/料金:30分ほど/拝観料100円
★駐車場:有
500トンの石が浮いている神社。ざっくりいうとそんな場所。
ちなみに読み方は生石(おおしこ)神社。
鳥居をくぐって長い階段を登ると目の前に石の宝殿入口が現れます。拝観料100円を支払っていざ巨石と対面。
壁に見えますけど後ろにでっかい岩あるの分かる?
ほらっ浮いてる!
ほらっ(゚∀゚)
ほらほら!!(゚∀゚)
小銭投げちゃダメ絶対
・・・ま、当たり前ですけど本当は浮いてません。はは笑
実はこれ根元で切り出そうとしながら当時の工事が中止になったのかそのまま放置されて底に水がたまった場所なんですね。のぞき込んで下見て見ると確かに奥の方で地面としっかりつながってました。
放置された期間約1500年。だれが何のために作ったのか・・は今のところ明確にはなっておりません。播磨の風土記に聖徳太子時代に物部氏が作った古墳の真ん中に備える石郭と言うのが有力な説だそうですが信ぴょう性に関しては不明との事。
裏手に回ってこの巨石を上から見下ろすことも出来ます。もう木が生えてますね。とても長い時間この場所で佇んでいたのでしょう。
ちなみにこの採石場で切り出された石が古墳時代(西暦250年~538年)に奈良や大阪まで運ばれていたようです。
一体どうやって運んだのか・・
歴史のロマンあふれる場所ですね。
時間があれば裏手の小山を登ると高砂市内を一望できますよ。
雨降ってると階段が石なので注意だぞ。
②辻川山公園
★生石神社10:10→(車・バイク)→辻川山公園10:40
★一言紹介:民俗学の祖、柳田先生生誕の妖怪の町
★住所:兵庫県神崎郡福崎町西田原1038−12
★所要時間/料金:1時間ほど/-
★駐車場:有(広め)
★HP:福崎町の妖怪たち | 福崎町
兵庫県と言えば神戸!・・以外にぜひ竹田城に登って欲しいと思いますが、その他に福崎町の妖怪公園はぜひ行って欲しい!主に珍景派に。笑
日本の民俗学の大御所、柳田国男氏がこの地で生まれた事にちなんで妥協なくキモ怖い妖怪の像を設置して町おこしをしていたのですがもう最近悪ふざけじゃね?ってくらいグロテスクな妖怪が増殖しています。
↓これとかまじさいこー。福崎町住みたいっ笑
簡単に説明するとメインの妖怪はカッパ兄弟。
昔悪さをしていた兄弟が居て子供を怖がらせた事を後悔して柳田先生に懺悔に来たものの会えず、待ちぼうけている間に石になったのが画像にある”ガタロウ”。変わらず池から顔出して子供を怖がらせているのが”ガジロウ”です。
辻川山公園の池からまじでガジロウが15分くらいの間隔で出てきます。モブで2匹別のカッパもついて出てくることもあります。
ガタロウは石になっても目は動く様できれいな瞳で前を見つめ続けます。
視線の先には・・・
・・・ガジロウ?
君は何をやってるんだ?
丸見えだよ
光を見つめるガタロウ。
光にさらされるガジロウ。
あいつ何やってるんだろうな
まさかの池から水が抜かれてました。笑
これはこれでレアなもの見れたな。
カッパ兄弟だけでなく見どころは他にも。
例えば小屋から地元の名産もち麦使用のどら焼きかじりながら天狗が逆さになって宙を舞ったりします。
この天狗、出てくるたびにしょうもない事つぶやくのでぜひ現地で聞いて欲しい。3、4個くらいレパートリーがあります。
公園だけに限らず街中にもこういったオブジェがたくさんありますよ。
一体何匹妖怪が居るのか。
考えただけでもゾクゾクわくわくしますね(゚∀゚)
③竹田城
★辻川山公園11:40→(車・バイク)→竹田城12:40
★一言紹介:山頂に残る絶景国史跡
★所要時間/料金:ぷち登山含め2時間ほど/大人500円
★駐車場:有(広いけど観光客多し)
竹田城、雲海の中に現れる絶景。―
比較的最近話題になって知っている人も多いと思う兵庫県朝来市の竹田城。
日本全体がそうなんですけど本当に山、山、山!って感じの町にあります。兵庫って神戸のイメージ強いけどほぼド田舎なんだよなぁ。好き
竹田城は山頂にありながらもけっこう下から見えます。
それだけでもいい景色ですがぜひ登って散策したいですね。
こんな感じのきれいに整備された登山道を進みます。
30分くらいで登れたかな?
ほら見て、いい景色!
お勧めしておきながら私はまだ雲海の絶景は観た事ないのですが普通にお昼時に登ってもこの絶景!山がどこまでも連なる景色って星空を眺めるのと同じで自分の悩みとか実に小さな事に感じられて好きです。
ちょいちょい木の保護に緑色のネットが使われているのが景色的には少し残念かな。笑
ボランティアガイドさんも居たりするので竹田城の歴史とかもじっくり聞きたい人は3時間くらい時間みて行くと良きですよ。
山の麓にあるドラえもん像がじみにツボりました。笑
④青倉神社
★竹田城15:00→(車・バイク)→青倉神社15:40
★一言紹介:山中に佇む目薬もどき水湧き出る神社
★住所:朝来市山内字権現谷5
★所要時間/料金:40分ほど/-
先にお伝えしますが青倉神社は完全に私の趣味です。
日帰りの旅するならそのまま来た道通って明石に帰るのが吉。笑
人里離れた山中にある寺社がとても好きなの。
いい感じでしょ?笑
定期的にこういう浮世から離れた感じの場所に住みたい。
奥に進むと急な階段があってその先に本殿があります。
もう周りが山っていう立地が素晴らしい。
少し珍しい事に青倉神社は本殿内部にズカズカと入っていけます。
入口左側に2階へと続く階段が。こういうの見ると登りたくて登りたくて仕方なくなりますね。男子ならわかるはず
誰も居なかったので興味の赴くまま進んでみましたが入って良かったのかな・・?
ダメだったらごめんなさい、、
この当時小雨降ってたのでそれがまた山中の景色と相まって趣深く、実に有意義な時間を過ごせました。趣味に付き合わせてすまん。
ちなみに青倉神社は少し珍しい別名があります。
裏手に水が湧き出しているのですが、この水に目薬の成分であるホウ酸が微量含まれています。(ホウ酸は目の消毒作用あり)
ゆえに別名、目の神様。
ホウ酸ゆえあんまり飲用には向かないかな。
地元の人は特に気にせず汲んで飲んでいる・・見たい。
こんな汲んでくださいって感じにしてたら汲むよなぁ。笑
(ホウ酸の毒性は食塩と同じくらいなので大量摂取しなければ大丈夫)
目薬に使うのか飲用か特に説明はありませんでした。
とりあえず目洗っときましたよ。
ちなみに青倉神社から明石までは下道2時間、高速1時間半です。_(:3 」∠)_
のんびり帰りませう。