〇個性:★★★★☆ 公共交通機関ではいけない青と赤の絶景!
〇一言紹介:白狐のお告げを下に建立された日本を代表する景勝地
日本で最も美しい場所の一つ・・とかなんとかアメリカで紹介されて観光客が爆増した元乃隅稲成神社。2018年から改名されて元乃隅神社になりました。
もうあざといくらい映える神社、激映え。
海まで続いているかのような無数の朱色(鳥居)、晴れた日には青く広がる日本海。鳥居の先端では白くキラキラと砕け散る波しぶき。
あーーー
あざといっ(・∀・)!!
褒めてます。
有名な観光地だけあって人がたくさん。
改めて調べてみるとこの神社の創建は1955年と比較的浅め。地元の漁業営者であった岡本斉 氏の夢に白狐が出てきて『誰のおかげて漁が出来ているのか。我を奉れ!』と言ったお告げ?を元に建立されたようです。
神社建立に際して島根県の日本5大稲荷神社、太鼓谷稲成神社から分霊されたため日本で2つ目の”稲成”表記の名称になりました。
御利益は商売繁盛、大漁、海上安全は元より、良縁、子宝、開運厄除、福徳円満、交通安全、学業成就、願望成就となんでもござれ。白狐最強である。
良縁結びの御利益があってか入口右側の白狐にはハートマーク。腕組してるからツンデレだな。
いくつか見どころがあるのですがまずは絶景を堪能すべく鳥居をくぐって行こうと思う。
もともとこの神社は年間来訪者数3万人程度だった知る人ぞ知るという観光地でした。(京都の貴船神社の初詣で客がだいだい1万5千人)
それが2015年にCNNに取り上げられてからSNSで情報が拡散して2017年には年間来訪者数100万人突破!あまりの急増ぶりかつ公共交通機関で行けない立地のため当初は大渋滞で大変なことに。
2018年から駐車場も整備され、混雑はだいぶ緩和され、ツアーもぼちぼち組まれるようになっていますので気になっている方は今がチャンスです。さらに増えたらまた混雑するんじゃないかな?って感じの道程だった気がします。
異世界への入り口だ!
なんかわくわくする
遠目で見るとそうでもない気がしますが鳥居の先っぽまで結構距離あって楽しいです。鳥居は全部で123基あるそうですよ。塗り直されたてなのか全部実にきれいな朱色でした。
ちょっと外に出て振り返ってみたり。
たどり着いた先は・・・
実に殺風景!w
(この日は曇り。残念。)
鳥居だけで十分満足ですが、”龍宮の潮吹”という珍しい現象も見ることが出来ます。
波に侵食されて出来た空洞に溜まった空気が波しぶきに押され外に出て行こうとすることでさらに波しぶきが高く上がる現象の事だそうですが、、、
めっちゃ穏やか!!
わろた。きれいだから全然いいよ。
さて絶景を愛でたらまた戻って辺りを散策。
珍しいとこで見どころもう一個。
そう有名な日本一入れるのが難しいお賽銭箱。
入れたくなる。実にあざとい。
上手く入ったら願いが叶うそうです。実にあざとい!笑
入れたくなるじゃないか。
どうやってお賽銭箱の中身取り出してんだろう。
見落としてるだけなら申し訳ないのですが元乃隅神社、神社と名を冠しながらも本殿があった記憶がありません。祠っていう感じの小さいものはいくつかありましたが。
顏はめパネルあり、白狐像ありーのでえらい観光地観光地した神社やなぁと思ってましたが、実は元乃隅神社は、宗教法人格を取得しておらず、神社本庁の管轄下にないそうです。
なのであくまで元乃隅神社も鳥居も岡本家の個人所有という位置づけ、個人事業!
入場料も確かかからなかったような・・・
他に収入あるんでしょうがここまで有名な観光地になっていない時から無料で開放して地元の御利益を願ってたとしたらすごい人格者だよなぁ。
(この鳥居も2年近くかけてせっせと設置したそうです。)
せめて物産店でなんか買って行こ。
いい感じのすぐ食めしが売ってあります。稲成神社らしくいなり寿司。鶏飯といか飯の日が交互に来るようです。
果たして中身は、、、
分からん。
・・・嘘です。ちゃんとどっちか書いてます。
私はいか飯でした。旨し。
晴れ晴れした日にもっかい行きたいな。
2019年9月29日訪問
●元乃隅神社
時間:5:30~17:30
拝観料:無料(お土産買おうぜっ)
駐車場:有料あり
参考URL:【公式】元乃隅神社 – 山口県 長門市 絶景にそびえる123基の鳥居