みなさん温泉好きですか?好きですね?
泉質・趣・解放感、選ぶ基準は人それぞれですが、新たに”色”で選ぶという視点を提案したい。と私は思う。
入浴剤入れればそりゃ色んな色の温泉を自宅でも楽しめるわけですが、世の中には薬剤を入れてないのに色鮮やかな温泉が湧き出る場所があります。
高校で化学やってた人はすんなり頭に入ってくるかも。
ちなみにその日の天候や温度、成分含有量などで色合いは変わってくるのでその変化まで含めてお楽しみくださいませ。
※参考URLは一例です。
その① 黒い温泉 ~東北温泉~
住所:青森県上北郡東北町字上笹橋21-18
参考URL:東北温泉|日本一黒い モール温泉
参考URLより
黒系の温泉はモール温泉と言われたりもします。モールとは亜炭の事、石炭になり切れてない植物の化石みたいなものですね。
東北温泉は日本で一番黒い!らしいですが、そこまで行かなくとも東京都23区や神奈川県にもあります。(東日本に寄ってるみたいですね。)
その② 赤い温泉 ~有馬温泉金の湯~
住所:兵庫県神戸市北区有馬町833
参考URL:有馬温泉を代表する日帰り温泉 | 金の湯 | 銀の湯 | 太閤の湯殿館 | 有馬の工房 |
https://hikyou.jp/report/kyoudouyu/52545/より
赤・・と言うかいわゆる赤褐色ですね。先日訪れた湯の網温泉もこの類です。(深紅の温泉は今のところ未確認です。)
赤褐色系の温泉に含まれているものはだいたいは鉄分ですね。赤褐色系の温泉で面白いのが源泉は無色透明である事。
https://hikyou.jp/report/kyoudouyu/52545/より
これは源泉に含まれてる鉄分が空気に触れる事で水酸化第二鉄へ変化して赤褐色の沈殿を作るから。湯の網温泉のおっちゃんもそんな事言ってたなぁ。
その③ 青い温泉 ~いやしの湯~
参考URL:かまど地獄3丁目の湯|地獄の鬼もほっこりする鮮やかなブルーの湯/鉄輪温泉 | たびらい
https://hikyou.jp/report/dayuse/46664/より
コバルトブルーって感じの青い温泉は大分県に集中している印象です。成分はだいたいメタ珪酸や硫酸鉄。
この鉄輪温泉は内緒にしておきたかった温泉、観光用の見るだけ温泉”かまど地獄”から引いてきている温泉です。
スーパー銭湯みたいに整備された浴場ではありませんが狭くて粗野な温泉からは風情が感じられて好きです。
その④ 黄色い温泉 ~黄金崎不老ふ死温泉~
参考URL:黄金崎不老ふ死温泉 | 【公式】不老ふ死温泉|海辺の絶景露天と網元から直接仕入れた海の幸|青森県深浦町
これはなかなかインパクトのある温泉ですね。不老ふ死温泉て。なんで”ふ”だけ平仮名やねん。混雑時には制限も出ますが一応日帰り入浴も可能です。
黄色系の色は主に硫黄の色の様ですね。中性からアルカリ性の必要があるそうで鉄分も関係している?との事ですが詳しくは分かってないようです。
青森まで行くのが結構ハードル高いと思うのでちょっと南の宮城県蔵王町にもパンチの利いた黄色温泉あるので参考下さいまし。
その⑤ 緑色の温泉 ~国見温泉~
参考URL:国見温泉 石塚旅館 公式HP 温泉 岩手 秋田駒ケ岳
http://yutty.jp/archives/green%E2%82%8Bonsen/より
どうも良い温泉は東北か九州と日本の両端に分布していることが多いようですね。温泉が旅行のテーマになるわけだ。
緑色の温泉は、黄色い温泉と同じく硫黄系の温泉です。どっちかと言うと黄緑が多いですね。中性からアルカリ性の泉質で、硫化水素を含むものは黄緑になるそうです。
緑色の温泉は長野県にも多々あるので黄色い温泉よりは行きやすいかも。
以上おすすめのカラフルな温泉でした。乳白色もあるのですが比較的良く見るなってのとお勧めの老松旅館が閉館してしまったので今回は省きました。
いい温泉見つけてもなかなか写真撮れないのでお勧め温泉はURL貼り付けながら定期的にまとめてあげちゃおっかなって思います。
●色んな色の温泉
住所:日本!(゚∀゚)
営業時間:それぞれや
駐車場:それぞれや
参考URL:温泉の色 | 日本温泉協会