〇個性:★★★★★ マネキン佇む温泉はきっとここだけ!
〇一言紹介:一般にも解放された宗教団体用の温泉。
宗教(寺社)って旅のテーマの一つじゃないですかぁー
温泉もそれだけのために遠出してもいいですよねー
じゃあさ、
宗教団体専用の温泉行かない理由ってなんなん?
この赤ランプの手前が温泉だよ
愛知県の愛西市の住宅街に溶け込んだ宗教団体専用の温泉。
団体の名は、”成田山霊観不動協会教会”。
誰が知ってるんだ。そう誰も知らない。
なぜかって100人限定の団体だから。たぶんみんな地元の人。
勧誘されないか心配になると思いますけど100人限定で我々ニューカマーには入る余地は残されていない。そう言われると入信したくなるが、入れません。悪しからず。
まばゆい光が本堂から照らされる。たぶん知らないとここが温泉とわかる事はないだろう。そう絶対温泉じゃないこの雰囲気。
入っていいのかな?どうしよっかな?
:(;゙゚''ω゚''): ってしてたら入口に居た主人に捕まりました。
温泉入るには作法があって、
①みそぎ料200円を入れて
➁本堂(?)の前で二礼二拍手一礼して
本堂左回り奥にある温泉へ向かいます。
ここではあくまで入浴料でなく、みそぎ料なのだ。
名前が”成田山”ってあるからお寺?でも二礼二拍手・・だから神道系?って考え巡らせていると隣で主人が爆音でお経的なやつを唱えてくれます。ぷち絶叫。
ちなみに人知れずこっそり入ろうとしても入口にあるセンサーに触れるとでっけー音でピンポンなるのでほぼ間違いなく主人に捕まります。
みそぎ料は箱の上に置いたら主人がひっくり返して賽銭箱に落とす手動式。
写真撮っていいのかな・・って物欲しげな顔で見てたら、ガンガン撮っていいよって。
おしゃべりなご主人、その界隈では有名になったこのみそぎ湯が誇らしくご満悦な様子。日本で一番有名な温泉だ!と。
そうでしょうね。
マネキンがお出迎えしてくれる温泉はきっとここだけさ。
なお看板娘との事。
少し引いて撮るとこんな感じ。
看板娘は買ってからもう数十年たっているそうでところどころ剥がれてきているのが悩みだそうだ。
ちなみに一通り撮り終えたら、
『たぶんあんたの両親写ってるよ』
って言われました。
急に超自然的な感じ出してこないでぇぇぇ
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
ちなみに母ちゃん父ちゃんは写ってませんでした。
気を取り直して温泉へ。
一通り説明終えたら後は勝手にやって!って感じのご主人。
観光客のさばき方には小慣れている印象です。
温泉は田舎のお家のお風呂をお借りする感じ。人ん家感がすごい。
振り返ると男子トイレはフルオープン!男らしさが試される!
壁には若かりし頃のご主人が。
”珍”湯って紹介されてますね
メディアの取材も多々入っている様子。
入口の看板娘に触れられていないところがメディアの限界だなって思いました。
さてこれが銭湯入口。
男湯は着替えてるとこ丸見え。実に清々しい。
貸切かな?
って思いきやさすが信者”専用”の湯。
平日だというのに2,3人先客がおりました。
信者感は・・・皆無です。みんな普通の方。失礼か。
でも全員顔見知りっぽくてもれなく疎外感は感じられます。
さすがに人入ってるので写真撮れず、ネットからの拾いもんですが温泉の内部はこんな感じ。
金魚養殖の水槽?
おばかさんめっ
これがみそぎ湯だ!(; ・`д・´)
ちゃんと洗い場もあって、浴槽も源泉かけ流し。
この佇まいは今のところNo.1やな。笑
画像が風評被害もたらしそうですが実際入ってみればよく分かる。とってもきれいに掃除されてます。あと泉質はかなり良さげ。
温度は少し熱めかな。
薄い壁を隔ててとなりは田んぼなので本格的に夏になったら夕暮れ時は虫の音とか聞こえてきそうでリラックスできそうな立地です。
身体もぽかぽか暖まったところで日がほぼ沈んでました。
誰かに話したくなる温泉No.1。内訳の9割はマネキンと養殖水槽だな。
ご主人、約束通りブログに書いたよ。
名古屋方面来た時またお邪魔させていただくぜ。
2020年7月4日訪問
●永和温泉 みそぎの湯
時間:7:00~21:00頃
料金:信者以外は200円
駐車場:有(狭い)※2つあり
参考URL:-