〇個性:★★★☆☆ カラフルパラダイス!
〇一言紹介:住職お手製の珍像あふれるお寺
珍像好きは行っとけ。
鹿児島県は枕崎市、日本の端っことも言えるこの町に見てるとなんか不安になってくるお寺がありました。
国見山の中腹にあるこちらのお寺は大国寺。
茶畑広がり、遠くは開聞岳も見渡せる絶好のロケーションのこのお寺はどこで道を間違えたのでしょうか。(この上なく褒めてます。)
如意輪観音様は結構お偉い観音様・・なはず
お、お釈迦様、
煩悩は捨てきれなかったようだね。
弥勒菩薩様ww
聞けばここのカラフルな珍像たちはすべて住職のお手製だそうです。建立は1964年と比較的新しめ。
毎年直撃する台風をどうにかできないものかと考えていたところ1975年に大日観音様が現れたそうで、さっそくその像をお造りしたところあまり大きな台風が来なくなったんだとか。
・・・。
なんかいろいろすげぇ!
住職からのメッセージはなかなか香ばしいので是非読んでほしい。
密教を求める方でぜひお越しくださいってなんかじわじわくる。
この独特の世界観。全国に点在するこういう系のスポットに”パラダイス”って名付けた探偵ナイトスクープは偉大だと思う。なんか似てるんだよなぁ
ご縁がありますようにだろ?って思ったら五円があってこそでした。”ご縁”に直さない横着なところが素敵。
番号が割り振ってるので気づいた方もいるかもしれませんが、大国寺も遠出できない人のためにこの場所で四国八十八か所を回ったご利益が得られる系スポットです。
ミニ南薩八十八所というそうです。
本堂へと続く階段。
ちら見えするさわやかなブルーに体中の震えが止まらない。
めっちゃ見られてます。
龍に巻き付かれても冷静沈着。
その胆力見習いたいぜ!
仏教の世界にコーギー!
洋犬だけど命は平等!関係ない!
神様かもよ?
過去に訪れた方の報告見てるとこの像たちは定期的に塗りなおされているみたいでその度に配色が変わっているみたいですね。像はまだ増えているみたいです。
珍像に恐れおののいている間に本堂へと続く門が現れました。
巻き付く龍に寝そべる涅槃像。
なんで赤と紫なんやろう。たぶん門を青色にしたから青色使えんかったんやろな。
じわる。
この先には住職様は控えておられる
くれぐれも粗相のないようにな
お、おぅ
無駄に高いクオリティ。住職何者?
ほぅ
なんだかわかりませんがこの像で私の腹筋は崩壊しました。
ちなみに訪問時、お堂内部ではチキンとかピザを囲んでプチ宴会が開かれてました。なんで知ってるかって、腹筋崩壊してたら中から人が出てきて誘い込まれたから。ちょっと怖かったのは内緒だ。
お寺でピザw
食べ終わった後は一緒に念仏唱えて、東京支部(←?!)の住所渡されて解放されました。信者の方々はとっても陽気ないい人達でした。
珍像を愛でに愛でるためのお寺ですが最後にこんなアトラクションがあります。
囲いの中に手を伸ばして丸石を台に乗せられたら百人力である。
せやろな
ふんっ
む・り(・ω<)ッ♡
なさけねぇなぁ
ちなみに東京帰ってきて知りましたが、東京に限らずイギリスとかカナダにも分院があるそうです。
こんな記事書いて怒られないかな。
怒られないよね。ね。
2019年10月18日訪問
●国見山 大国寺
住所:鹿児島県枕崎市瀬戸町571
営業時間:-
駐車場:有(狭い)
参考URL:高野山真言宗 国見山大国寺【公式サイト】