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【絶景と珍景の旅ブログ】仕事の合間に旅をして。忙しいサラリーマンに寄り添う旅人に、そんな風に私はなりたい。オブザイヤーはただの口癖です。

時の人浦島、香川の地に眠る ~浦島太郎の墓~

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推奨季節:

通年おっけ

ここがおススメ!:

妄想力が大事です。

類似スポット:

キリストの墓(青森県)、モーゼの墓(石川県)とか

楽しみ方:

見る(墓)

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浦島太郎の墓とは?

三豊市詫間町にある『荘内半島』にある史跡。正確には浦島親子の墓。付近に浦島太郎の生活に基づいた地名があり、また辺りの島々を総称して”浦島”と呼ばれていたそうな。なお史実的な裏付けはない!

 

 

 

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浦島太郎ゆかりの地って実は日本中にあります。西は鹿児島、東は神奈川県まで。個人的に一番好きな伝説は、鹿児島県の長崎鼻から竜宮城(琉球=沖縄)へ行ったというものですね。それっぽいし。

 

晩年は長野県の寝覚の床にいたようですが、この度出身地が香川県という事が判明しました。

 

 

 

 

 

なぜかって?

 

 

 

 

 

 

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墓があるんだもの。

決まりでしょ。

 

 

 

 

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神奈川県にも父子墓あるねんけどな、

 

香川県にはさらにお母さんの分のお墓もあるので香川県で決まりやろ。(棒)

 

 

 

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駐車場めっちゃ広い

 

 

 

 

香川県庄内半島に伝わる伝承によると先っぽの方、”生里”という場所で浦島太郎が生まれたとされています。いつも通り釣りをしていると以前助けた亀が迎えに来て浦島を龍宮城へ連れて行きます。そこから先はみなさんご存じの通り。

 

浦島が玉手箱を開けたとされる場所が”箱”、竜宮城から玉手箱を積んで辿り着いた場所が”積”、玉手箱の煙がかかった山が”紫雲出山”・・など浦島にまつわる地名になっているのは興味深い。

 

・・っていろんなサイトに書いてますが無理やり過ぎてわろた。嫌いじゃないぞ。

 

 

 

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ただ墓が鎮座しているだけでなく辺りはきれいに整備されて公園になっています。浦島にまつわる(?)史跡が歩ける範囲で散らばっているのでお散歩するのにちょうどいい感じの場所ですよ。

 

 

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彼は常世亀。永久不滅の象徴であり、浦島太郎をそそのかして竜宮へ連れて行った張本人。

 

 

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渋い職人ぽいお顔。見つめる先には竜宮があるとされています。

 

 

 

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随分と近いところに竜宮城がありそうな予感です。

 

 

ちなみにですが庄内半島の目と鼻の先にある粟島に亀さんのお墓があります。亀戎神社(かめえびすじんじゃ)と言うそうです。

 

 

 

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ありがちな恋人の聖地的な

 

 

 

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諸大龍王・・。こちらは竜宮の海神様を祭った石碑。漁師町らしく漁の安全を願って建てたものと言われています。

 

 

 

 

 

 

 

そしてお待ちかね浦島太郎の墓はこの石碑の裏側。

 

 

 

 

 

 

 

 

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こんな感じ。

 

 

 

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どれが浦島のものかわかりませんが、たぶん真ん中が浦島太郎で左側がお父さんの与作、右側がお母さんのおしもだと思う。知らんけど。

 

 

 

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三豊市観光交流局のサイトに興味深い話が書いてありました。

 

『昔仁尾に住んでいた浦島太郎が漁に出て、荘内半島の速い潮により、詫間に流され周りに知っている人が誰もいなかった』

 

竜宮に行ってる間に時間がたった・・ではなくて全然違うところに帰っちゃったと。昔ならありそうありそう。信憑性が高まりましたね。

 

場所をググったら仁尾と詫間すぐ隣でしたけど。

 

 

浦島太郎は隣町にも出向かないくらい出不精だったのかもしれません。

 

 

 

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珍スポット見に行っただけと思いきや目の前の瀬戸内海が思いの外きれいでした。たまにスナメリが現れるそうですね。

 

 

 

珍景と絶景のマリアージュはいつ見ても格別なもんや。

 

 

 

 
 2021年1月4日訪問

 

  

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●浦島太郎の墓

住所:香川県三豊市詫間町箱859−29辺り

営業時間:- 

料金:-

駐車場:広い

参考URL:浦島太郎伝説 | 三豊市観光交流局