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2014年9月20-21日
東京都→(1時間半)→八王子→(1時間)→猿橋→(1時間)→武田神社→(40分)→水信玄餅(1時間20分)→身延山→(1時間)→韮崎→(2時間半)→東京都
〇移動手段:電車・レンタカー(下道)
〇費用:食事(1,000円/回)・ガソリン代2500円・レンタカー代3000円(2人で割り勘)・水信玄餅300円
合計で約10,800円くらい ※スーパーざっくりです。もう覚えてません・・
〇個性:★★★★★ 三大奇橋である。
〇楽しさ:★★★☆☆ 自然の中でゆったりと。
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朝8時ごろ電話が鳴る。―
プルルルル・・・ガチャッ
わたくし@東京都23区:『ん?おはよう。家やで~』
白菜男:『えっ!なんでや!水信玄餅の前おるで!?』
わたくし:『はっ!??』
・・・
友達にK氏というやつが居ます。博学で色んな事を知っていて日本中旅をしていてそれで生きていけるんじゃないかと思うくらい日本各地の名所を知っているK氏。
彼は自由過ぎて新卒でけっこう良い銀行に入ったにも関わらず1年くらいで辞めて職を転々としていました。自頭いいのといろんな資格持っているので割とすぐ次の会社見つけてくるんですね。凄いのかだめなのやら。
事件当日彼は何を思ったか2か月ほど泊まり込みで長野県川上村で白菜の収穫の仕事をしていました。そう、白菜男。
周りにコンビニもない田舎で2か月過ごすというのは都会っ子のK氏にとって耐えがたい苦痛だったそうで週末に旅をする約束をします。
わたくし:『水信玄餅一回食べたいなぁ』
白菜男:『ほなバイクで山梨回ろや!』
※白菜男はバイクで川上村まで行っているのである。
わたくし:『天気予報雨っぽいから前日の予報見ていくわー!』
たぶん火曜くらいに土曜に行く約束して、その時の降水確率は4,50%くらいやったのかな。時間は経って前日の金曜日に見ると降水確率的に明日はほぼ雨。なんやったら東京もう雨降ってるし。
明日は無理だな。なぜかそう思って寝落ちました。
・・・
~当日の天気、、曇り~
白菜男:『一人でこんなとこ来てもやることないやん!』
わたくし:『雨降ってたやん。今からとか昼盛大に過ぎるわ!てか電車で行けらんわ!』
白菜男:『どこまでならこれるんや!?』
わたくし:『え、あ、まぁ八王子なら・・・』
白菜男:『じゃ車借りて行く!!』
わたくし:『へ?』
白菜男:『来てくれんかったらパチンコ行くで!!!』
わたくし:『え?なんで?あかんて。八王子行くから待て!!』
←寝起きで状況理解せずちょっとパニックになってる。
そう、まったくもって意味不明ですがK氏こと白菜男は自分自身を人質に取って脅してきたのです。コミカルですが本当です。なんかよくわかりませんが土曜の朝っぱらからドタバタと準備して八王子に向かいました。
まぁ雨やから無理とか勝手に思ってた僕も悪いですね。笑
やつの旅欲があそこまで強いとは。よっぽど孤独だったんだろうと思います。白菜収穫。外国人研修生ばっかて言ってましたし。
前置きが長くなりました。
個人的に行きたかったのは水信玄餅を提供する金精軒でしたが当時まだ水信玄餅はそこまで多く提供されておらずだいたい朝に売り切れ。しかも白菜男は翌日また収穫。
なので少ない時間で簡単に山梨を回ることに。八王子集合でレンタカーは韮崎で借りたので韮崎に戻る感じで猿橋にまず向かいます。
あぴーる!
猿橋は雄大な自然の中にあるというかは本当に街の中にある感じでした。まぁ大月市が雄大な自然の中にあるようなもんですが。
ちょっと寂れた商店街を抜けるとすぐ。
休みの日なのでそんなに観光客もおらずちょっと寂しい感じでしたが昭和あたりで時間が止まっている感じのこの雰囲気、とても好きです。
なんかかっこいい!
鎧感・・!
猿橋は山口県の錦帯橋、長野県の木曽の棧と共に日本三大奇橋と呼ばれています。(修復を重ね残っているのは錦帯橋と猿橋のみ!)
橋を支える橋脚が立地的に作ることができず、両岸から飛び出した四層のはねぎによって支えられています。
ちょっと詳しく書いてあるサイトあるので紹介しておきます。
http://www.infra.kochi-tech.ac.jp/fujisawa/jsce/saruhashi/index.html#A6
鎧っぽいところが重要なんですな。
昔なかなかうまく橋を架けられずに困っている時に猿たちがつながりあって谷を渡る姿をみて思いついたそうです。
ゆえに猿橋。
昔の人の観察眼てすごいなと思います。
橋からのぞき込む渓谷。
ちゃんと渡ったぜ?
普通にこんな絶景が近所にあるっていいなと思いました。
猿橋近辺は特に目立って観光するところもなく、いい意味で観光地化されてないのでのんびりできてとても良い所でした。
白菜男とおちあってまだ2時間ちょいしかたってませんが暗くなったので韮崎(レンタカーのとこで白菜男がバイク置いてある。)目指してご飯食べるところ探します。
しかし飲食店なく、ようやく見つけた幸楽苑でラーメンを。
白菜男がバイクで川上村へ帰った後はレンタカーを引き受けそのまま山梨一人旅へ。
白菜男:『そういえばずっと○○君て呼んでたけどなんかあだ名ないの?』
わたくし:『んーないからみんな苗字で呼んでくるな。』
白菜男:『じゃ今度から呼び捨てにするわ!』
そう、この時友達通じて知り合った白菜男と会うのは3回目。
よくもまぁそんな浅い関係で八王子まで呼びつけたな!!笑
・・・まぁ行く僕も僕ですね。今でもいい友達です。
●猿橋
料金:無料
時間:特になし