〇個性:★★★☆☆ 日本各地に群生地は多々あり!どれもきれい!
〇楽しさ:★★★★☆ 咲き誇る彼岸花に近くには湖も。お散歩スポット。
思いの他、天気が良かったので慌てて巾着田曼殊沙華公園へ行ってきました。
埼玉県の日高市。バイクで行くつもりだったんですが東京23区から行くと山ほどの信号に捕まるわ、高速で行くと首都高高いわで今回は珍しく電車で行きます。
画像みれば一目瞭然ですが曼殊沙華とは”彼岸花”のこと。
サンスクリット語で『天界に咲く花』という意味だそうです。なんでも仏教の経典にはいいことが起こるときに天から赤い花が降ってくると書かれているそうです。
個人的には小さい時地元にいた時、彼岸花摘むと家が火事になるとか毒があるから触るなとか言われていたのであまりいいイメージを持ってませんでしたがなんかちょっと意外ですね。
曼殊沙華公園は西武秩父線の高麗駅(こまえき)が最寄で歩いてざっくり10分!
お手軽に行ける景勝地です。
駅出てすぐなんか変なもん立ってます。
駅出てすぐ右に曲がっていく感じですがあちこちに『巾着田こっち!』で標識あるから迷わずに行けます。
ほんの10分くらいの道のりですがここぞとばかりに地元の人が商売してます。
よくあるテキヤが少なくて個人的にやっている感じがイイ。とてもイイ。
公園までの道のりにも結構彼岸花咲いてます。
きれいだねぇ
公園のすぐ近くまで来るとこんな感じ。
すっごい自然豊かやねぇ。近くにビオトープ作っているので流れている小川にはメダカとかいっぱい居ました。 タニシ(カワニナ?)がいっぱいいたのでたぶん初夏はホタルできれいなんだろうなぁ。
でっけぇススキ現る。
日高は遠足の聖地!
辺りに香る金木犀の香り。もうこれだけで来てよかったなぁと思う。
もっと早く起きればよかったなぁとも思う。
では、いざ!
入口からもう群生してる彼岸花見えてますけどしっかり入場料払っていきます!!
刮目せよっ
ドンッ!!
いっぱいだぁぁぁぁ
まさに異世界
びっしりーぬ
美しい・・
めっちゃんこ真っ赤。
大人になって改めてみると彼岸花ってすごく芸術的な形してますね。葉っぱもないので他の花とはやっぱり一味違った趣を感じます。
ちらほらっと白い花もありますね。
色んな所に入口があって大体端から端まで600mくらい。広すぎず狭すぎずいい大きさの公園です。
色調変えてみた。
下から覗いてみた。
個人的にこの公園知る人ぞ知るって感じかと思ってたんですけど外国の方が結構いっぱい居ました。近くにざ・観光地ってとこあるわけでもないのにどこから情報得てるんだろう。
ちょっとまばらなところもあるのはご愛敬
すぐとなりには川が流れています。いい川です。
彼岸花って田舎だとだいたいあぜ道とかに集まって生えてますが実はあれば昔の人が植えた名残なんだそうです。
茎に毒があるので動物が近寄らないのであぜ道ならモグラ対策、墓地とかだと動物に掘り返されたりしないようにするためなんだとか。そう考えると彼岸に見られるこの景色は人の生活の営みを反映した文化的な景観なんですね。
ちなみに曼殊沙華公園の彼岸花たちは上流から流されて定着したやつらだそうです。
台風の影響なんだろうか。ちょいちょい倒れてる・・
いのしし・・
何往復したんだろう。ってくらい歩き回ったら結構暗くなってきました。
暗くなってくると入口で料金徴収してたおっちゃん達が知らぬ間に消えているという。笑
田舎ってゆるくて素敵。
巾着田は地名なのかな?
稲刈りの痕がいいね
にゃんこいました
いやぁ美しい景色だわ。
何も計画してなかったから見終わった辺りで携帯の充電切れましたけど思い立ってきてよかったと思える絶景でした。考えるよりも行動が大切なのだ。
ちなみに彼岸花の花言葉、『また逢う日を楽しみに』だそうです。
また来るよ!!!
●巾着田曼殊沙華公園
住所: 埼玉県日高市大字高麗本郷55
時間:9:00~16:30(※開花状況で変更有)
料金:300円(彼岸花が咲き誇る間だけ有料)